黒豆水煮の茹で方

「黒豆」は大豆イソフラボンやポリフェノールが豊富で栄養価の高い食材ですよね。

そんな黒豆をもっと日々の食材として取り入れたいと思い今回は通販の乾燥黒豆を購入して水煮を作ってみました。

この記事はサイト管理人が実際に黒豆水煮を作ってみたレビューと作り方のご説明になります。

市販の乾燥黒豆で作る水煮の作り方とは

黒豆は意識しないとなかなか取る機会がない食材で、レシピの中でも一番に思いつくのが、お正月に作る「黒豆の甘露煮」ではないでしょうか。

お砂糖の甘味とほのかな塩気があって美味しいですが、カロリーが高いのが難点。

そこで色々とアレンジの効く水煮を作ってみました。

黒豆の水煮は市販でも販売されていますが、自分で作ると硬さや茹で具合を加減でき調理法に合わせて作れるんですよ。

一度にまとめて作って大量保存することもできちゃいます^^

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黒豆の水煮を作ってみました!

今回はネット通販で乾燥黒豆200gを購入してみました。

乾燥豆は日持ちが効く食材なので安く販売している時にまとめ買いしておいても良いかも知れません。

袋に入っていた黒豆を取り出し軽く水洗いします。

黒豆水煮1

水洗いはゴシゴシと洗うと黒豆の皮が剥がれてしまうので本当に軽くで十分ですよ^^

想像したよりも200gが少なかったので全て使用しました。

黒豆水煮2

水道水でササ~っと洗います。

*黒豆はこの時からすでに吸水しているので気になる方は浄水を使用して下さいね。

黒豆水煮浸水3

黒豆の3~4倍の水をお鍋に入れて一晩浸水させます。
(写真は400ccです)

朝、水に漬けて仕事から帰ってきた時に丁度良い感じになってましたよ!

大体、9時間程、浸水させましたが本来は、6~8時間程度で大丈夫です。

豆類は浸水に時間がかかりますが、お湯をかけると1~2時間程度で吸水してくれるので急いでいる方は重曹を小さじ1程度入れたお湯で戻すと早いですよ。

そして9時間経った黒豆はこちら↓

黒豆煮方4

少~しふっくらしてる感じがします。

このお水は捨てないでここから強火で茹でていきます♫

最初は強火で加熱して沸騰したらほたる火でゆっくりと50~70分ほど煮込みます。
(*蓋をして下さいね^^)

茹で時間は豆の硬さを様子見ながらがオススメですよ。

この時、鉄玉子などを入れると黒豆の黒い色がキレイにでます。
(今回は手元になかったので入れずに茹でました。)

そして60分ほど経って蓋を開けてみるとこんな感じです↓↓

黒豆水煮6

少し皮が破けたのがありましたが、まぁ合格点です^^;

豆の硬さは指で軽く押すと潰れる程度に茹でました。

茹でた黒豆5

ふっくらとしていて見た目も可愛らしいですよね^^

そのまま食べるとほんのりと甘くてホクホク感と深みのある味わいです。

映画や動画を観ながらのお酒のお供に最適ですよ!

黒豆水煮の保存方法

黒豆は茹でた状態だと冷蔵で2日程、冷凍で約1ヶ月の保存が可能です。

冷蔵保存する場合は密封の保存袋に入れ冷蔵庫で保管し、冷凍の場合は粗熱を取って同じく保存袋に入れ冷凍します。

この時、小分けに冷凍しておくと解凍する際に使いやすくて便利ですよ!

煮物などに入れる時は冷凍のまま使えるので、かなり時短にもなり手軽です。

私はいつもラップで小分けしてジップロックで冷凍保存し、食べたいと思ったら解凍していつでも鉄分補給アイテムとして愛用しています。

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黒豆水煮の使い方~おすすめアレンジ方法ご紹介

黒豆水煮のアレンジ方法
黒豆の水煮の使用方法は実にたくさんあります。

  • ピクルス・・黒豆だけでピクルスしても美味しいです!
  • ヨーグルトやサラダのトッピングに♫・・毎朝の健康維持におすすめです。
  • 切り干し大根や煮物など煮込み料理に・・解凍状態で使用できるので便利!
  • クッキー・蒸しパンなどのスイーツ材料にもおすすめ・・生地内に混ぜて焼いて完成です。
  • 炊き込みご飯・・みりんや醤油・お酒と一緒に炊くと絶品ですよ!
  • 黒豆ピクルスの作り方

【ピクルス液】
お酢・・100cc
お水・・100cc
砂糖・・大さじ1.5
塩・・小さじ1

【材料】

黒豆・・100g(好みに合わせて下さいね)

1.黒豆100gをピクルス液に6~8時間ほど漬ける
(30分程度の漬け時間でも味は薄めですが食べれます)
2.お皿に移して完成!
(冷蔵庫で1週間以内に食べきって下さいね)

 

  • 黒豆入り切り干し大根の作り方

【材料】
切り干し大根・・40g
黒豆・・30g
油揚げ・・1~2枚
【調味料】
水・・500ml
和風だし(白だしやかつお・昆布など)小さじ1
酒・・大さじ1
醤油・・大さじ1
砂糖・・大さじ1
みりん・・小さじ1.5
油・・少々
【レシピ】
1.切り干し大根は事前に水で戻しておき、ざるに水切りしておく
2.油揚げは軽く茹でて食べやすい大きさに切る。
3.鍋に油を入れ、切り干し大根と油揚げを入れ炒める(中火)
4.水500mlと調味料を入れて10分ほど煮込む。(弱火~中火)
4.10分経ったら黒豆を入れてまた10分程度煮込んで完成(弱火)

水煮を作っておくとアレンジが多様にあるので困る事はありません!

上記の他にもバニラアイスに2~3粒乗せてはちみつやシロップをかけて食べるのも絶品ですよ^^

お料理の幅も広がって緑黄色野菜と一緒に使うと彩りも良くなり良いことだらです!

黒豆の水煮はそのまま食べても美味しい

黒豆水煮はそのままでも食べれます。

濃い味が好きな人は不向きかも知れませんが素朴でやさしい味ですよ。

そう言えば、黒豆を間食代わりに食べる「黒豆ダイエット」も流行ってましたね。

  • 黒豆ダイエット方法

1.黒豆を茹でる(または蒸す)
2.お腹が空いたら(もしくは間食)に黒豆60~70粒ほどを食べる

というだけの置き換えダイエットのようにお菓子を食べる代わりに黒豆を食べるという簡単ダイエット方法です。

黒豆は腹持ちが良く、満腹感が長時間続くので本当にお腹が空かないんですよね!

でも食べ過ぎには注意して下さい。

黒豆は意外と糖質が高い食材で食物繊維が豊富な食材の為、食べ過ぎるとカロリーオーバーしたりお腹を下す可能性があるのです。

一日に70粒程度を目安にして食べ過ぎないようにしましょうね。

黒豆水煮のカロリー

黒豆のカロリーは1粒2kcalで乾燥時よりもカロリーは高くなります。

1日70粒を食べると140kcalで間食としては理想的な数値ですね。

黒豆水煮の効果と栄養素

黒豆はかなり多くの栄養素を含んでいます。

糖や脂質、アミノ酸やたんぱく質の代謝に補酵素として働くビタミンB群や、活性酸素から体を守るビタミンEを豊富に含んでいます。
また、黒豆にはカルシウムやカリウムなどの生理機能に重要なミネラル類や、便秘に効果的なオリゴ糖や不溶性食物繊維が豊富に含まれています。

黒豆には、女性ホルモンのバランスを整える働きがあるイソフラボンや、黒豆特有の成分である黒豆アントシアニンが豊富に含まれていることも特徴です。
黒豆アントシアニンは、強い抗酸化作用[※5]を持っているため老化の防止や血流の改善、血圧の抑制などの効果が期待されています。引用:参考URL

イソフラボンやビタミンEなど女性に嬉しい栄養素が豊富ですよね。

黒豆ポリフェノール(アントシアニン)はブルーベリーよりも強い抗酸化力ということで興味津々です。

黒豆水煮を作った個人的な感想

今まで黒豆と聞くとお正月に登場する甘露煮を想像していましたが、茹で黒豆は様々なお料理に使えて甘露煮よりもヘルシーで応用が効きました。

水煮だと味付けも好みに変えられるので自由自在、作り置きに大変活躍してくれます。

実際に水煮にするとこんなに栄養がある食材がこんなに簡単にできるの?といった感じです。

  • スマホやPCの疲れ目に
  • 鉄分補給したい時に
  • 女性ホルモンを整えたい時に
  • 食物繊維が不足している時に
  • 小腹が空いた時に
  • 目的によってそれぞれ効能があるのでまさにスーパーフードではないですか?

    黒豆水煮まとめ

    今回は黒豆の水煮を作ってみました。

    黒豆にも種類がありますが、一番市場で見かけるのは大粒の丹波黒豆ではないかなと思います。

    中には有機栽培によるものもあるので、何種類か買ってみて食べ比べてみるのも楽しいですよね。

    手軽に栄養が取れコスパもなかなか良いのでサプリ代わりにもどうぞ。