冷凍できる野菜一覧

食材は腐らせる前に冷凍しておこう!

野菜を買ってもすぐに腐らせてしまう・・なんて事はありませんか?

特に葉物類は夏場になると足が早くなりすぐに傷んでしまいますよね。。

そんな時は冷凍させて日持ちさせちゃいましょう!

忙しい時に便利な冷凍保存ですが、意外なあの野菜も冷凍する事ができるんですよ。

 本記事では冷凍できるおすすめの野菜達をご紹介します。 

冷凍したら野菜の栄養はなくなる?

野菜を冷凍すると栄養価がなくなる・・と認識していませんか。

野菜室で長期間冷蔵保存するのと冷凍して一定の期間内に野菜を消費するのでは栄養価はさほど変わりないのです。

国民生活センターの比較テストでは冷凍しても野菜の栄養価は変わらないとの結果が出たのです。

野菜の栄養価が落ちる原因の一つに空気に触れて酸化や乾燥する事が理由にあり、冷凍する事でその具合を防げるので栄養状態をそのまま維持できるのです。

しかし食材の栄養によっては冷凍した方が栄養価が上がるものと下がるものに大きく分かれます。

例えば人参は冷凍した方がカロテンは倍に増えますが、カリウムは半減されます。

この事から 冷凍=栄養がなくなるではなく、冷凍すると栄養価の数値が変わる と言えますね。

野菜は安い日に買い置きしておき、自宅で冷凍しておくのがおすすめです。

冷凍の基本は水気を切って保存袋で冷凍!

冷凍方法 食材

食材により違いはあるものの、基本的には野菜を水で洗ったあと周りの水分をキッチンペーパーなどで拭き取り、ジップロックのような保存袋で冷凍します。

密封状態にすることで野菜に含まれている水分を逃げにくくするのです。

食材の冷凍後は3週間~1ヶ月ほどで解凍して使い切るようにし、冷凍した日付を書いた紙などを保存袋に貼ったりして冷凍した日を忘れないようにします。

冷凍後が凍ったまま調理に使ってOkです。

【こんなにある!】冷凍できる野菜一覧

女性 冷凍保存

野菜は価格の変動が激しい食材です。

割引している時やお買い得な時に大量に買って、使わない分は冷凍しておくと節約にもなりご飯の支度がとても楽になりますよ。

ここでは冷凍できる野菜をご紹介しています。

女性 アイデア

野菜の保存期間は約1ヶ月程度です。鮮度を保ったまま食べたい時は2週間以内には食べ切るようにしましょう。

トマト

真っ赤でリコピン豊富なトマト。

丸ごとのまま冷凍する場合はポリ袋やジップロックに入れて空気を抜いてから冷凍しましょう。

解凍してすぐに食べたい方は角切りにカットしてからタッパーなどで冷凍しても大丈夫です。

解凍後はサラダのトッピングやトマトソースなど幅広く使用できます。

ほうれん草

ほうれん草

ほうれん草は冷凍食品にもあるほど冷凍のほうれん草は人気ですね。

冷凍食品を買うよりもほうれん草を買って自宅で冷凍した方が安上がりです。

ほうれん草の根本の部分は切り、包丁で3センチほどにカットし、ポリ袋・ジップロックに入れて冷凍します。

解凍後は凍ったまま使用して炒めものやお味噌汁に入れると美味しいです。

ブロッコリー

ブロッコリーも冷凍コーナーで見かける食材です。

調理法に合わせてカットして小分け冷凍する方法と丸ごと冷凍する方法があります。

丸ごと冷凍する際は濡れたキッチンペーパーや新聞紙などでブロッコリーの頭部分を覆い乾燥しないようにします。

冷凍庫ではなるべく茎側を下にして立たせた状態で保存すると長持ちしますよ。

調理する時は凍ったまま調理すると水っぽさがなくなります。

人参

比較的リーズナブルな人参はカロテンやビタミンAなど多くの栄養を含んでいますね。

生のまま冷凍する場合はみじん切りや千切りなど小さく切ってから冷凍すると便利です。

どうしても時間がない時は丸ごと冷凍してもOkです。

丸ごと冷凍する時は人参の周りをキッチンペーパーや新聞紙などで覆い水分が逃げないように包んで冷凍しましょう。

小ネギ・長ネギ

長ネギ 冷凍
解凍してすぐに使用したい場合は斜めにカットしてからジップロックやタッパーで冷凍すると便利です。

使う目的が特にない場合は長ネギを半分に切り新聞紙などで覆い冷凍します。

青ねぎは冷凍しておくと納豆のトッピングや彩りが少ない時に重宝してくれ冷凍する事で独自の苦味も少なくなりますよ。

きのこ類

えのきは根本を切り落として保存袋にいれて冷凍します。

しめじは房部分を切って小分けに分けてから保存袋にいれて冷凍します。

エリンギは半分または4分の1など調理しやすい大きさにカットして保存袋に入れて冷凍します。

調理する時は凍ったまま炒めモノやお鍋・スープの具材にしましょう。

大根

丸ごと1本買って冷凍する場合は3分の1程度か3センチ位の輪切りにカットし保存袋で冷凍します。

大根は部位によって辛味が違い用途も異なるので輪切りで保存する場合は根本の部分・真ん中部分・葉先部分と分けて冷凍すると調理の際に辛味がばらつく事なく便利です。

調理の際は凍ったままスープや煮物の具材に使用すると水っぽくなく味わえます。

さつまいも

さつまいも 冷凍方法
生のまま冷凍する時は輪切りやサイコロ切りなど調理しやすいカットがおすすめです。

保存袋にいれて冷凍します。

茹でて冷凍する場合はレンジなどで蒸した後、水分を拭いてから粗熱をとって保存袋に入れましょう。

かぼちゃ

種とわたを取って調理しやすい大きさにカットして保存袋にいれて冷凍します。

下茹でした状態で保存する場合は電子レンジで加熱して粗熱を取ってから保存袋に入れましょう。

冷凍のまま煮物などに調理可能で下茹でして冷凍した場合はお味噌汁などに入れても美味しいです。

オクラ

オクラは生のまま冷凍する方法と下茹でしてから冷凍保存する方法の2つがあります。

生のまま冷凍する場合はオクラ上部のヘタを取って保存袋に入れて冷凍します。

下茹でしてから冷凍する場合はレンジやお湯で約30秒~1分程度加熱して冷凍します。

どちらも調理する際は冷凍のまま使う事ができますよ。

もやし

もやし 冷凍保存
1袋が約20円~50円前後ととてもリーズナブルなもやしも冷凍可能です。

商品に売られている袋の状態で冷凍できますが再冷凍は出来ないため、一度に使い切れない場合はポリ袋や保存袋に入れて小分けにして冷凍しておくと便利ですよ。

保存期間は約2週間と比較的短いので保存袋にマーカーで冷凍して日付などを書いておくと良いですね。

調理するときは冷凍のまま調理します。

*もやしは水分が多いので、レンジなどで解凍するとびちゃびちゃっとなってしまうので気をつけて下さいね。

小松菜

食べやすい大きさに切って生のまま保存袋に入れて冷凍するのがおすすめです。

保存袋に入れて1ヶ月以内には食べきるようにしましょう。

凍ったままりんごと一緒にスムージーに入れると冷たくて美味しいです!

調理する時は凍ったまま使うか自然解凍して使用します。

生姜

小分けになっていても余らせてしまう事がある生姜。

必要な分だけカットして後は冷凍しておくと素麺やお鍋の薬味になり物足りない時に活躍してくれます。

皮がついたまま、サランラップで生姜全体を巻いて冷凍庫で保存します。

使う時は必要な分だけ冷凍のまま包丁でカットして残りは冷凍庫で再び保存します。

玉ねぎ

丸ごと冷凍や千切り冷凍など幅広く冷凍できます。

カットして冷凍する場合は千切りやクシ切りなど好きな大きさに切って保存袋で冷凍します。

玉ねぎは冷凍すると甘味が強くなり玉ねぎが苦手な方でも食べられる場合があります。

本来のシャキシャキ感は少し奪われるので煮込み料理やカレーなどが向いています。

ゴーヤ

ゴーヤ 冷凍保存
おひたしにしたり、炒めものにしたり栄養満点の万能なゴーヤ。

生のまま冷凍する場合と下茹でしてから冷凍するやり方があります。

生のまま冷凍する場合は種と一緒にワタを取り除き、輪切りや薄切りなどカットしてから保存袋に入れて冷凍します。

苦味が特徴的なゴーヤですが、下茹でしてから冷凍すると苦味が抜けます。

下茹でしてから冷凍する時はゴーヤを輪切りなどにカットしてお湯で15秒~20秒ほどくぐらせてから保存袋で冷凍します。

夏になると安く売られているゴーヤは安い時に買って保存しておきましょう。

ピーマン

種を取り除き、調理しやすい大きさにカットして保存袋で冷凍します。

輪切りや千切りなど形を変えておくと、食感の違いも楽しめますよ。

ピーマンは苦味がある食材ですが、ゴーヤと同様に冷凍することで苦味が抜け食べやすくなりますよ。

【番外編!】野菜意外にも冷凍しておくと便利なもの

野菜を冷凍する女性
世の中に冷凍できる食材は意外とあります。

調理法に困ったり明日もこの食材は使わないな・・と感じたらい冷凍して必要な時に使いましょう。

練り物

ちくわや蒲鉾なども冷凍できます。

野菜と同様、調理しやすい大きさにカットして保存袋で冷凍します。

あと1品おかずが欲しいな・・という時にちくわの和え物やさつま揚げのお浸しなどは時短でできお弁当に入れても美味しいのでとても便利ですよね!

調理する際は自然解凍するか、凍ったまま炒めたりして調理しましょう。

生クリーム

大さじ2~5杯くらいに小分けして保存しておくとコーヒーやパンケーキの添え物として活躍してくれますよ。

生クリームは泡立てた状態でポリ袋などに分けて冷凍します。

週末のデザートのトッピングやケーキづくりする時にあると嬉しいですよね。

大豆水煮

そこまで賞味期限が短くない大豆の煮豆ですが、開封したら早めに消費する必要があります。

一度に食べきれない場合は大豆の水分をキッチンペーパーでよく拭き取って保存袋にいれて冷凍しましょう。

冷凍後は3週間以内には冷凍庫から出して食べきるようにしましょう。

納豆

実は発酵食品も冷凍できるんです。

納豆菌は冷凍しても死なないんです!!

納豆の冷凍はそのままパック事保存袋に入れて冷凍するだけです。

食べる前日に冷蔵庫に入れて解凍するようにしましょう。

生ゴミ

生ゴミ 冷凍保存
主婦の知恵として知られている裏技的な冷凍食材(?)です。

生ゴミを放っておくとコバエや生臭い匂いがしてきますよね・・。

特に夏場は匂いが充満して虫がホイホイとやってきます。

そんな時はポリ袋に入れた生ゴミを冷凍庫で保管しておきます。

冷凍すると独特の匂いがせず水が腐った様なヌメリも無いためゴミの日にそのポリ袋をごみ袋に入れて捨てるだけです。

コバエ対策や匂い対策におすすめですよ。

好き嫌い解消にも冷凍保存を上手に使おう

ゴーヤや玉ねぎなど冷凍すると食べやすくなる食材もあります。

玉ねぎは甘味が強くなりピーマンは独特の苦味が減り、好き嫌いがあるお子様には冷凍してから調理すると意外と食べてくれたりもします。

玉ねぎの辛味が強い時は冷凍して炒めものなどに活用しましょう。

冷凍焼けとは

食材を冷凍していると味がパサツイたり、匂いが気になる時はありませんか。

それは冷凍した事で起こる 「冷凍焼け」 です。

冷凍焼けは食材が乾燥してしまい、酸化が進んでしまう事から起きてしまいます。

冷凍庫を開ける頻度が高いと温度変化による影響で冷凍焼けしてしまう事が多いです。

食材の品質を守るためにも冷凍焼けは避けたいですよね。

食品の水分が蒸発してしまわないように冷凍する際は空気に触れないように密封状態での保存が必須になります。

あまりにも冷凍焼けが気になる時は食材をサランラップで巻いてからジップロックや保存袋に入れるようにします。

冷凍食材まとめ

以上、冷凍できる野菜のご紹介でした。

買い物から帰ってきたら数日以内に使う食材と冷凍するべき食材に分けておくと買い物にいく頻度も減り節約にも繋がりますよね。

食材が安くなっている時に購入して冷凍すればかなり食費が浮き家計も助かります。

料理のレパートリーも増えそうですよね。