寒い季節になったら食べたくなるお鍋料理。
食材を切ってお鍋に入れて煮込むだけで季節感を感じられますよね。
特に家族や友人と囲むお鍋は癒やしの時間にもなり、ホームパーティーの定番にもなっています。
この記事ではお鍋の定番から変わり種の種類と人気の具材についてまとめています。
定番から変わり種までお鍋の種類は様々
大勢で食べると美味しいお鍋は野菜も大量に摂れて栄養価も高くヘルシーな料理。
お鍋の種類は昔からある王道から近年誕生した変わり種まで幅広い種類があります。
ここではお鍋の種類をご紹介しています。
まずは定番からみていきましょう♪
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キムチ鍋(チゲ鍋)
辛いのが好きな人におすすめのキムチ鍋はキムチをベースにした味付けで市販の即席タレも多く販売されています。
キムチ鍋はチゲ鍋とも呼ばれており、この2つは発祥地の違いが関係しています。
チゲ鍋は朝鮮半島で誕生し、正確には「キムチチゲ(鍋)」と呼びます。
(*チゲは朝鮮地方で鍋という意味です)
一方、キムチ鍋は日本で誕生した呼び名です。
作り方や使用する鍋の大きさなど若干の違いはあるものの、区別しているお店は多くないようです。
濃厚な風味と辛さが特徴で、お肉、ニラ、豆腐など様々な具材を組み合わせて楽しめます。
水炊き
シンプルかつ素材の味を楽しむお鍋として人気の高い水炊き鍋。
水を張ったお鍋に鶏肉や野菜を入れ、ポン酢や柚子胡椒で食べるのが一般的です。
九州地方では骨付きの鶏肉を使い、スープ出汁が白濁した色になるのが特徴。
骨から出た鶏の旨味が野菜と絡み合ってシンプルながらも最高に美味しいお鍋ですよ。
もつ鍋
牛や豚などのホルモンを主体とした持つ鍋は博多発祥のお鍋料理です。
マルチョウやこてっちゃんなどのホルモンの他にニラやにんにく、白菜などの野菜と一緒に食べるのが定番です。
ベースの味は味噌や醤油、塩などお店によって様々あります。
すき焼き
甘辛く煮込んだお肉をまろやかな卵に付けて食べるすき焼きは、外国人の方にも人気の高い日本食として知られています。
一般的には薄切り牛ロースなどの霜降り肉が使われる事がほとんどです。
お鍋の中でも高級感があり、記念日や誕生会など特別な日の家庭料理におすすめです。
ちゃんこ鍋
明治終盤より力士の食事として親しまれているお鍋です。
力士は食事量が多く料理の手間を省く為に、一度に魚や肉、野菜など沢山の具材を鍋に入れて作ります。
昆布や鰹で出汁を摂り、ポン酢で食べるのが一般的で、現代では力士だけでなく家庭料理にもなっています。
美味しくて安心!お鍋に有機野菜を活用
お鍋料理は素材の味を直接感じる料理です。
野菜を有機野菜に変えると素朴で濃厚な野菜の味とお鍋の出汁が絡んで本当に美味しいですよ。
有機野菜専門のビオ・マルシェは全ての野菜が有機JAS認証の食材です。
- 有機JAS認証済みの野菜だけを販売
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一度は食べてみたい 変わり種のお鍋
近年、注目されているのがお鍋料理のアレンジ。
通常のお鍋を洋風ベースにしたり具材を変えて煮込んだり色々と楽しめる「変わり種鍋」はバラエティ豊かで新鮮味があります。
ここではおすすめの変わり種のお鍋をご紹介しています。
トマト鍋
トマトをベースにした洋風のお鍋でキャベツやウインナー、玉ねぎなどの具材を入れて煮込むアレンジ鍋です。
豚肉薄切りもしくは鶏もも肉を使い、臭み取りにローリエを一枚入れるとあっさりと食べれらます。
ビタミンやBカロテンなどトマトの栄養素も一緒に摂れるので美容や健康目的にもおすすめです。
シメ〆にはお米とチーズを乗せてリゾット風にしても美味しいですよ。
豆乳鍋
豆乳と出汁で調合したスープに野菜や肉、魚を入れて煮込むヘルシーなお鍋です。
和風出しやコンソメ粒、中華出しなど和洋中のアレンジに対応できて幅広い味わいが楽しめます。
特に、大豆イソフラボンも摂取できるので女性を中心に人気が高いです。
しいたけや人参などの野菜はもちろん、豆腐や湯葉など同類食材とも相性抜群ですよ。
ミルフィーユ鍋
白菜と豚バラを重ねて作るミルフィーユ鍋はシンプルな具材と味付けで簡単にできるお鍋料理です。
豚肉のたんぱく質/ビタミンB1・白菜の食物繊維/ビタミンCなど栄養価も高く、家庭で食べるお鍋でも人気の一つです。
和風出しやコンソメなどベースの味付けは幅広く、豆乳やトマト缶を加えたアレンジも美味しいです。
カレー鍋
カレー味のスープに具材を入れて煮込む鍋料理です。
香辛料の香りが食欲をそそり、白菜や春菊など定番具材とも良く合います、市販のカレー鍋の素も販売していますが、通常のカレールゥでも簡単にできます。
鶏ガラや白だしを加えて市販のルゥを入れるだけで完成、ルゥの量は少なめからお好みで調節できます。
〆はお米やうどんが良く合いチーズを乗せると最高ですよ。
チーズフォンデュ鍋
チーズをワインもしくは牛乳で伸ばしてパンやポテトに付けて食べるスイス発祥のお鍋です。
一見、難しそうに感じますが、とろけるチーズを使うと自宅でも簡単にで、具材はベーコンやブロッコリーの他に海鮮具材もおすすめです。
リゾットやパスタで〆れば豪華なホームパーティーになります。
ラーメン鍋
ラーメンをお鍋で煮込んだ料理で、市販されている鍋用の麺を使うのが一般的です。
通常の麺だと伸びてしまいますが、鍋用のラーメンを使うと時間が経っても伸びづらく最後までコシのある食感を楽しめます。
市販のラーメンスープ素でも、みりんや鶏ガラ、醤油などを合わせてスープを作る事もできます。
鍋に入れる具材の選び方
白菜や春菊、鮭にタラなどお鍋に合う具材は沢山あります。
仲間や友人とお鍋する時はなんの具を入れるかで話し合う方も多いのではないでしょうか。
ここではお鍋の具材の選び方についてご紹介しています。
季節の具材を選ぶ
旬の食材が楽しめるのもお鍋料理の醍醐味ですよね。
お鍋は冬だけの食べ物ではありません、
春は新じゃがや菜の花など葉物を中心としたあっさりした仕上がりのお鍋に、
夏はトマトやゴーヤ、なすなどの夏野菜を使ったスタミナ鍋に、秋はゴボウやかぼちゃなど甘みと深みのあるお鍋に、
そして冬は白菜や大根、春菊など鍋具材として知名度の高い食材を主役にして野菜本来の旨味を引き出してくれるのがお鍋料理です。
食材に季節感を出す事で飽きのこない味になります。
栄養バランスで選ぶ
もともと、お鍋は野菜を大量に摂取できる為、健康的でヘルシーなお料理。
肉や魚のたんぱく質、野菜のビタミン、食物繊維と栄養バランスの良い食材です。
具材を選ぶ時は栄養バランスを考慮しながら選ぶと健康的です。
予算で選ぶ
一般的にお鍋はコスパの良い食べ物ですが、蟹や和牛、ふぐなど高級食材も人気があります。
お手頃食材から高級食材まで入れる場合は事前に予算を決めておくと良いでしょう。
メイン具材は奮発して豪華に、副菜はコスパ重視などバランスをとると良いですね♪
好みで選ぶ
好きな具材を中心に選ぶのも贅沢ですよね、お肉から野菜、海鮮まで食べたい具材だけを選ぶのは楽しみも2倍になります。
お鍋の具材は人により好みが分かれ、春菊や白菜など定番具材でも苦手な人が一定数存在します。
変わり種具材で言えば、餃子やチーズ、パクチーなど冒険する場合も一緒に食べる相手の好みを考慮して選ぶのが良さそうですね。
鍋の人気具材と言えば?
ここではお鍋の中でも人気のある具材をご紹介しています。
白菜
冬のお鍋に欠かせない白菜は甘みがあってお鍋に入れるとトロトロになるのが美味しいですよね。
嫌いな食材でも上位ですが、好きな具材でも上位を占めているのが面白いですね。
苦手な理由として「味がしない」「芯部分が多い」などが多く、好きな具材の理由には「甘くてトロトロ」「さっぱり食べれる」などがあります。
豆腐
お鍋の具材のたんぱく質といっても過言ではないお豆腐は植物性たんぱく質を豊富に含んでおりお鍋に入れると水分が飛び、もっちりした食感になります。
絹と木綿がありますが、お鍋には煮にくずれしにくい木綿豆腐を使うのが一般的ですが、最近では鍋用の絹豆腐なども売られていて好みに合わせた選択が可能です。
チゲ鍋や水炊きなどスープの味を選ばないのも人気。
えのき
安価で手に入りやすいえのきはお鍋の定番具材。
食物繊維、鉄分、カリウムが豊富でシャキシャキ食感が楽しめ、えのきからも旨味のある出汁がでて、お鍋には欠かせない具材ですね。
長ネギ
加熱すると甘みが増す長ネギの旬は秋から冬にかけて。
お鍋の旨味を吸ってクタクタになった長ネギは最高ですよね、免疫力を高めてくれたり、強い抗菌作用で風邪予防にも最適です。
春菊
ビタミンやBカロテンが豊富な春菊はお鍋の彩りにもなり栄養価も高い食材です。
春菊の独自な香りは副交換神経を高めてくれ、胃腸の不調改善効果があり、葉の部分にはポリフェノールが豊富で抗酸化作用が強いのが特徴です。
お鍋に入れるとアクも取れしんなりして美味しく頂けますね。
しいたけ
しいたけは数ある具材の中でも存在感が強く、お鍋に入れるとコリコリ食感が楽しめます。
出汁もしっかりと出るので旨味を引き出す役割もしてくれます。
飾り切りをすると華やかさもアップしより豪華なお鍋になりますよ。
もやし
お手頃でシャキシャキした食感が美味しいもやしは味付けの濃いチゲ鍋やラーメン鍋などに良く合います。
こってり感が緩和されあっさりとした味に変えたい時にもおすすめです。
味も染み込みやすく、豚肉で巻いて食べても最高です。
素材を知ればお鍋はもっと美味しくなる
お鍋は味付けが比較的シンプルな事から野菜がもつ旨味を引き出す事ができる食べ物です。
出汁や水に加え、野菜から出る旨味を存分に味わえ、その時入れる食材で味わいが異なるのもお鍋料理の醍醐味。
野菜本来の風味が引き立てられる食べ方の為、野菜の品質にこだわるのもおすすめです。
例えば、旬の野菜は鮮度も良く香りが高く味わいも濃厚です。
さらに有機野菜を使用すると皮まで丸ごと食べられる為、皮に含まれるビタミン類を豊富に吸収でき、野菜の栄養分全てを吸収できるという点があります。
より充実したお鍋料理を楽しむため、有機野菜を取り入れてみてはいかがですか。
美味しくて安心!お鍋に有機野菜を活用
お鍋料理は素材の味を直接感じる料理です。
野菜を有機野菜に変えると素朴で濃厚な野菜の味とお鍋の出汁が絡んで本当に美味しいですよ。
有機野菜専門のビオ・マルシェは全ての野菜が有機JAS認証の食材です。
- 有機JAS認証済みの野菜だけを販売
- 有機加工品・食品も同時購入OK
- 化学農薬・肥料不使用で健康志向の方にも◎
鍋の具材の切り方と入れる順番について
素材の味を引き出す為、大きめに切るのがおすすめです。
白菜やキャベツはザク切りにし、きのこ類は石づきを落としてからカットせずにそのままの食感を楽しみます。
豚バラや鶏もも肉は、食べやすく一口サイズに切りましょう。
出汁の出るものや火が通りにくい食材(根菜類・魚肉類)から先に鍋に入れ、火が通りやすい葉物は最後の方に入れます。
豊富なバリエーションでお鍋料理を楽しもう
以上、お鍋料理の種類と具材についてご紹介致しました。
野菜やお肉、魚を一度に摂れ、調理時間もかからないので調理の手間を省きたい時にも強い味方ですよね。
家族や友達同士とお鍋を囲んでワイワイ過ごす時間は身体も心も温かくなります。
具材やスープの味を買えるといつものお鍋がグンと変わったものになりますよ。
お気に入りのお鍋を見つけて下さいね。