名前は知ってるけど、詳しい違いは良くわからない、、という食べ物ありませんか。
例えば「玉子」と「卵」の違いなど、、。
世の中には似たような食べ物や呼び方が存在しますが、違いを聞かれると答えられないというのも多いものです。
本記事では意外と知らない食べ物の呼び名の違いについてまとめています。
※この記事はPRを含みます。
知って得する豆知識: 身近な食べ物の違いを解説!!
誰もが一度は聞いた事がある食べ物の名称。
しかし、中には定義を定めて違いがある食べ物があります。
もちろん同じ意味で使われている名前もあるので今回は紛らわしいな~と思いがちな食べ物をいくつか挙げていきますね。
雑談のネタになるかも
調理前と後で違う「卵と玉子」
卵は生物のたまごを指し、魚や亀など生き物全体の卵を意味します。
一方の玉子は鶏の卵を食材として表す言葉で、調理された状態を指します。
例えば・・
- 卵→魚の卵、カエルの卵
- 玉子→玉子焼き、ゆで玉子など
とか言いますよね。
また卵は生の状態を指す事から『たまごかけご飯』は「卵かけご飯」と呼ぶようです。
実は同じ?「ソーセージとウインナー」
ソーセージは牛や豚のひき肉を袋状の腸に詰めたものです。
ウインナーの正式名称は『ウインナーソーセージ』であり、ウインナーはソーセージの一種です。
さらに、ウインナーには定義があり、味付けした豚や牛のひき肉を羊の腸袋に詰めたもので、
袋の太さが20mm以内で加熱したものを『ウインナーソーセージ』と呼びます。
この他に
- 豚の腸袋に詰めたもので袋の太さ20mm~36mm以内のものをフランクフルトソーセージ
- 牛の腸袋に詰めたもので袋の太さが36mm以上のものをボロニアソーセージ
などソーセージには袋の種類と大きさによって種類や呼び方が変わります。
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関西と関東で違う「おにぎりとおむすび」
おにぎりとおむすびはどちらも同じ意味とされています。
この2つの違いは諸説あり、三角形や俵型の形による違いという場合がありますが、三角形のおにぎりでも「おむすび」と呼ぶ事があり定義はないと言われます。
おにぎりは東日本で広まり、おむすびは西日本での呼び方とされていた時代もありますが現在では『おにぎり』が一般的です。
よってこの2つに違いはないと考えます。
味付けする?しない?の違い「唐揚げとザンギと竜田揚げ」
まずはそれぞれの定義を確認しましょう。
- 唐揚げの定義・・食材に小麦粉や片栗粉を薄くまぶして、油で揚げた料理
- ザンギの定義・・北海道発祥の食べ物。醤油ベースの下味を付けて小麦粉や片栗粉をまぶして油で揚げたもの。
- 竜田揚げの定義・・みりんや醤油で下味を付け、片栗粉をまぶして油で揚げたもの。
これらの違いのポイントは『下味の有無』『使用する食材は鶏肉のみか』です。
定義をまとめると
- 唐揚げ→鶏肉以外でも唐揚げと呼ぶ
- ザンギ→下味を付けた鶏肉の揚げ物
- 竜田揚げ→下味を付けた揚げ物。鶏肉以外でもOK
という事になります、少しややこしいですが、下味と使用食材に焦点を当てて分類しています。
原材料による違い「生クリームとホイップクリーム」
ケーキに使われる生クリームとホイップクリーム。
生クリームは『動物性油脂のみ』で作られてクリームで脂肪分18%以上のものを指します。
配合されている脂肪分の割合によって泡立ちや値段が異なり、
- 脂肪分20~35%の生クリームを『低脂肪クリーム』
- 脂肪分45~50%の生クリームを『高脂肪クリーム』
といい脂肪分が多い方が口当たりが濃厚な口当たりになり、脂肪分が低いとさっぱりした口当たりになります。
一方のホイップクリームとは植物性油脂を原材料としたもの、または植物性脂肪に動物性脂肪を加えたものをホイップクリームと呼びます。
動物性脂肪のみを原材料とした生クリームよりもホイップクリームの方がカロリーが低く、あっさりとした口当たりが特徴です。
これぞ豆知識「ココアとカカオ」
ココアはカカオの豆から作られ、スペルはそれぞれココア(Cocoa)とカカオ(Cacao) になります。
カカオ豆を発酵させ、低温でローストしたのがココアで『ココア』は食品名です。
基本的な違いはカカオは加工前の事を言い、ココアはロースト(加熱)後をココアと呼ぶのが一般的です。
カカオは苦みがあるけど栄養価が高いよ!
一方のココアは加熱によりカカオの持つポリフェノールや鉄分は低くなりますが、苦みが少なく砂糖やバターで加工されているものが多い分、食品として楽しめる特徴があります。
乳脂肪かそれ意外か「バターとマーガリン」
バターは牛乳の脂肪を固めたもので乳脂肪分80%以上、水分17%以下のものをバターと呼びます。
一方のマーガリンは油脂含有率80%以上とされており原料はコーン油、なたね油や大豆油など商品により原料が異なります。
濃厚でコクがあるバターはビタミンAが豊富で栄養価が高い分、値段もそれなりに高いです。
マーガリンは商品により幅があり、チューブタイプやクリーム状の商品などさまざまな商品が登場していて値段もバターよりも購入しやすいです。
飼育期間・場所による違い「和牛と国産牛」
和牛と国産牛の定義は以下です。
和牛・・黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種の4品種とこの4品種間の交配による交配種国産牛・・国内で生産された牛、国内で3ヶ月以上飼育されている牛、飼育期間の中で国内飼育期間が一番長い牛
基準は和牛の方が厳しく、国産牛は飼育期間による基準が設けられています。
例えば2年間アメリカで育った牛が日本に来て3年間飼育された場合に国産牛と言える訳です。
一方の和牛とは品種が定められていて、松阪牛、米沢牛、飛騨牛などのブランド牛としても知られています。
原料による違い 「ゼラチンと寒天」
ゼラチンは牛や豚などの動物性たんぱく質(コラーゲン)を主原料としたもので、冷やすと固まり常温だと溶ける性質を持っています。
一方の寒天は天草などの海藻を原料としゼラチンよりも固まりやすく、溶けにくい性質で色は半透明なのが特徴です。
柔らかい仕上がりにしたい場合はゼラチン、弾力ある食感にしたい時は寒天など使い分ける事が可能です。
食材は同じ、部位による違い 「めかぶと昆布」
わかめ、めかぶ、茎わかめは同じ海藻で、わかめの根本がめかぶ(芽かぶ)で、茎部分が茎わかめと呼ばれます。
葉の部分であるわかめはめかぶよりも薄く、さまざまな料理に使えます。
一方、めかぶや茎わかめはより歯ごたえがあり、料理のバリエーションに活かせます。
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由来による違い 「パフェとサンデー」
パフェの由来はフランス語の「パルフェ」が語源でサンデーはアメリカの「Sunday」か語源となります。
飲食店などでは背が高い商品を「パフェ」低い商品を「サンデー」と読んでいる場合があるそうですが、実際はお店によって様々なので明確な定義はないそうです。
それぞれがもつイメージ「パフェは背が高い器に盛られアイスが乗っている」などはあるものの、ファミレスや飲食店で基準を設けていない為、正確な違いは見当たりません。
由来が違うだけで明確な違いはなんですね!
配合材料の違い 「フィナンシェとマドレーヌ」
フィナンシェもマドレーヌもフランス発祥の焼き菓子です。
違いは見た目と材料にあります、マドレーヌは貝殻の形をしておりフィナンシェは長方形の容器に入れて焼き上げます。
材料はマドレーヌは全卵と溶かしバターを使い、フィナンシェは卵白と焦がしバターを使用しています。
微妙な差ですが、マドレーヌはふっくらとした焼き上がりになりフィナンシェはこの他にアーモンドパウダーを混ぜて焼くためこんがり香ばしい仕上がりになるのが特徴です。
100種類以上からメニューを選択!
「三ツ星ファーム」は100種類以上のおかずから好きな献立を1食ずつ選べます。
和食や洋食・エスニック料理など幅広いメニューがありどれも本格的な味わいです。
低カロリーで健康を気にする方にもおすすめの宅配弁当です。
- 有名シェフ・管理栄養士監修のお弁当
- 和洋中の高タンパクメニュー
- 全メニューが糖質25g以下/たんぱく質15g以上!!
海苔がある?ない? 「もりそばとざるそば」
ざるそばともりそばの見分け方は海苔が乗っているかどうかで分類するお店が多いようです。
その他にざるそばはざるに盛られており、もりそばは容器に盛られています。
現在ではお店により商品を差別化してるところも多く、呼び名を変えてブランディングしてるケースもあります。
関東と関西で呼び名が違う? 「ぜんざいとお汁粉」
お汁粉とぜんざいの違いは地方により少し異なります。
一般的にお汁粉は小豆を水で薄め、お砂糖を加えて甘く煮込んだ甘味料理で餅や団子、栗などを入れる事が多いです。
対してぜんざいは小豆の豆を残してお砂糖を加えて煮込んだ甘味料理です。餅を入れる事が多いです。
しかし、関東と関西ではお汁粉とぜんざいによる認識が違うようで関東地方では汁気が少ないのをぜんざいと呼ぶようです。
またあんこはつぶあん、こしあん特に基準はないようでお餅が入っている事が多いです。
一方の関西地方では、つぶあんを使い汁気が多いのをぜんざいと呼ぶようでつぶあんを使用するとぜんざい、こしあんを使用するとお汁粉と呼ぶ場合があるそう。
どちらも明確な定義はなく、基準は曖昧と言えます。
混合シリアルか単体かの違い 「オートミールとミューズリー」
オートミールは脱穀したオーツ麦を蒸して食べやすく加工したものです。
形も色々あり小さく粒状にしたものから食べごたえのあるロールドオーツなど目的に応じて加工タイプを選べます。
一方のミューズリーとはオーツ麦にドライフルーツやナッツなどを加えた食品で、シリアルとして楽しめます。
ミューズリーはビタミンやミネラルを手軽に摂れるのがメリットだね♫
原料による呼び名の違い 「コーンフレークとシリアル」
シリアルは米、麦、トウモロコシを原料とした加工食品の総称です。
代表的なものにグラノーラやオートミル、コーンフレークが挙げられます。
一方のコーンフレークはトウモロコシを原料としたシリアルの一種でトウモロコシを砕いて粉状にし加熱調理した食品の事です。
意外! 意味は同じ 「チョコレートとショコラ」
チョコレートは英語で「chocolate」でショコラはフランス語で「chocotat」と書きます。
ショコラを訳すと「チョコレート」という意味でどちらも同じ意味をもちます。
ヨーロッパではチョコレートを使ってお菓子を作る職人を「ショコラティエ」と呼びます。
ショコラって聞くとなんだか高そうなイメージがあるね!
同じ意味で使われる2つですが、明確な定義なないものの、イメージとして
- ショコラ・・高級、カカオ本来の味が楽しめる、洗練された味、カカオ豆にこだわっている
- チョコレート・・甘く食べやすい、親しみやすい、砂糖やバターを使用している、お手頃価格
のような印象を受ける為、ブランディングやイメージで商品名をつけているケースが多いようです。
裏ごしの有無による違い 「コーンポタージュとコーンスープ」
西洋料理ではコーンポタージュはトウモロコシを裏ごしして滑らかなペースト状にしブイヨンなどを加えて煮込んだとろみのある料理です。
一方のコーンスープはトウモロコシの食感を残してつぶつぶ感を楽しむ料理ですが市販商品はこの基準に当てはまらない事も多いです。
縁起を意識した違い 「するめとあたりめ」
するめとあたりめは同じイカを干した食べ物です。
違いは由来にあります。
するめは漢字で「寿留女」となり縁起物とされる反面、「する」が(お金をする)(物を盗む)などの意味合いもあり縁起が悪いとも言われています。
そうして呼ばれるようになったのが『あたりめ』です。元の由来「するめ」を「当たり」に変えてあたりめと呼ばれるようになりました。
生米から炊く? 「おかゆとおじやと雑炊」
この違いは生米か炊いたお米を使うか、具材は入れるかがポイントです。
おかゆは多めの水で生米から炊いたもので味付けは卵や塩などシンプルに仕上げたのが特徴です。
梅干しを入れて食べる事も多く消化も良い為、風邪引いた時の食事として定番ですね。
おじやは炊いたお米を使い、粒がなくなるまで煮込んだ料理です。
一方の雑炊は炊いたお米を使い、具材を入れて醤油や味噌などしっかりと味付けをしたのが一般的です。
おじやと雑炊ははっきりとして違いはありませんが、イメージとして雑炊は具材が入って味付けをした料理という認識があるようです。
トレンド?イメージで違う? 「パンケーキとホットケーキ」
パンケーキとホットケーキの違いは呼び名が違うだけで、基本的な材料は同じで、これといった違いはありません。
でも「パンケーキ」と「ホットケーキ」と聞いて違う印象を受けますよね。
パンケーキは食事として楽しめ、生クリームやフルーツの他にツナやハム、目玉焼きを乗せてブランチとして提供しているお店もあります。
一方のホットケーキは甘くメープルシロップをかけて食べる、という印象が強いです。
ホットケーキは日本独自の呼び名でアメリカからパンケーキが上陸した際に日本で名付けられた食べ物です。
山芋は総称 「山芋と長芋」
山芋は自然薯や長芋を指す総称で山芋という品種は存在しません。
長芋は山芋の一種で水分が多く粘り気が少ないのが特徴です。
自然薯は長芋は山芋の中の品種でこれらを含めたのを山芋と呼んでいます。
生米から炒める? 「チャーハンとピラフ」
違いはお米の状態がポイント。
ピラフはフランス発祥で生米と具材(人参や玉ねぎなど)を炒めてスープで炊いた料理です。
一方のチャーハンは炊いたお米を油を使って塩やコショウで炒めた中国料理です。
ピラフはオリーブ油やバターを使い、チャーハンはごま油を使ってるのも違いです。
商品名と名称の違い 「ツナとシーチキン」
ツナとはマグロやカツオを加工した商品を指します。
オイル漬けが一般的だが、現在はオイルフリーの商品も多く登場しています。
対して「シーチキン」は、はごろもフーズの商品名で商品登録もされています。
流通量が多いため世間での認知度が「シーチキン=ツナ」という印象が強いようですね。
甘いか無糖かの違い 「ソーダとサイダーとラムネ」
ソーダとサイダーの違いは簡単です、ズバリ!味があるかないかです。
ソーダは無味の炭酸水で、そのままでも飲めますがお酒や割り物に利用する事が多いです。
一方、サイダーは甘味がりそのまま飲む為に作られています。市販品だと三ツ矢サイダー、ファンタ、コーラなどが有名ですね。
ラムネはビー玉を瓶のフタにした炭酸飲料の事です。お祭りや駄菓子屋さんでよく見かけますね。
関東と関西で微妙な違い 「糸こんにゃくとしらたき」
どちらも細い形状で良く似ていますが、糸こんにゃくとしらたきの違いはないと言われています。
これは地方による呼び名の違いで関東では「しらたき」、関西では「糸こんにゃく」と呼ぶのが一般的だそうで、違いや基準はありません。