
夏の定番野菜「ゴーヤ」は栄養豊富で健康に良い食材ですが、独特の“苦味”が苦手という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、主婦の方でも手軽にできるゴーヤの苦味取り方法を複数紹介します。
ゴーヤが苦いのはなぜ?
ゴーヤの苦味は「モモルデシン」という成分によるもの。
この成分には食欲増進や疲労回復の効果もありますが、感じ方には個人差があり、苦手なひとも多いです。
特に子供はこの苦味がイヤでゴーヤが嫌いになるパターンが多いです。
【簡単】ゴーヤの苦味を取る下処理方法 5選
ゴーヤの苦味を取る方法はいくつかあります。
ここでは家にあるもので簡単に苦味取りができるゴーヤの下処理をまとめています。
*ワタの取り方
①ゴーヤを縦に切る
②スプーンなどで白い綿を取る
1. 塩もみする
塩もみするとゴーヤの苦味成分が排出されます。
手順
薄切りにして塩をまぶし、軽く揉んだあと10分ほど置く
(塩はゴーヤの1%ほど)
出てきた水分を軽く絞って洗い流す
2.お湯で茹でる
手順
1.薄切りにしたゴーヤを沸騰したお湯に1分ほど茹でる
2.茹でた後に、すぐに冷水にさらすと食感をキープできます。
3. 砂糖で揉む
手順
1.輪切りしたゴーヤに少量の砂糖をまぶして軽く揉み込む
2.約10分ほど置くと水分が出てくるので、よく水切りをする
4.酢水につける
手順
1.ゴーヤを薄切りにし、酢水に5〜10分ほど浸ける
2.その後、酢水で揉み洗いし水でササッとすすぐ
5.油と合わせる
手順
1.薄切りにしたゴーヤを油で炒め絡めます
2.炒め物にする時はゴーヤにある程度、火が通ってから味付けします
6.熱湯をかける
手順
1.薄切りにしたゴーヤをザルに入れ、上から熱湯をかけます
2.軽く水ですすぎます
7.電子レンジで加熱する
手順
1.ゴーヤを食べやすい大きさに切る
2.全体に塩をまぶし、軽く塩もみして耐熱皿にゴーヤをいれる
3.ラップをしないで600Wで40秒から1分ほど加熱する
苦味取りが不安な時は複数を組み合わせるのもよし
ゴーヤの苦味取りの際、「塩もみだけではちょっと不安…」という場合もありますよね。
そんなときは、塩もみ+茹でる、酢水に浸けてから炒めるなど、複数の苦味取り方法を組み合わせて使うのが安心。
下処理と加熱、あるいは加熱と味付けをセットにすることで、苦味をしっかり和らげつつ、
栄養や食感もキープできます。
手間はかかりますが、苦味を嫌がる子供に食べさせるには複数組み合わせるのが効果的です。
ゴーヤの下処理でよくある質問
ゴーヤの下処理によくある質問をまとめています。
ゴーヤの白いワタはどうするの?
ゴーヤの白いワタは、多くの人が取り除いてしまいがちですが、実は食べられます。
食物繊維が豊富で栄養価も高いため、捨てずに活用するのがおすすめです。
ワタは、唐揚げや天ぷらなど幅広い料理に使え、定番のゴーヤチャンプルーにもそのまま使えます。
ゴーヤのワタも一緒に調理して、栄養をまるごと取り入れましょう!
苦味が残ってしまった…どうすればいい?
苦味が残ってしまった時は、少し加熱時間を伸ばしたり
調理法や味付けで苦味をカバーしましょう。
例えば、味噌炒めやカレー味など、コクのある濃いめの味付けにするのが効果的です。
また、卵やツナ、豚肉など脂のある食材と合わせると、苦味がマイルドになって食べやすくなります。
まとめ:自分に合った苦味取り方法を見つけよう!
ゴーヤの苦味取りには、「塩」「砂糖」「酢」「茹でる」といった方法があり、誰でも手軽に試すことができます。
組み合わせや調理法を工夫すれば、ゴーヤが嫌いな人でも美味しく召し上がれます^^