「きゅうりとはちみつを混ぜると、メロンのような味がする」という話を聞いた事はありませんか。
このように食べ物同士の組み合わせによって様々な味に変わるという面白い現象が起きるのです。
この記事では味が変わる食べ物の組み合わせとなぜ味が変わって感じるのかその理由についてまとめています。
※この記事はPRを含みます。
食べ合わせで味が変わるのはなぜ?
先程の「きゅうりにはちみつをかけて食べるとメロン味になる」という話は、当たり前ですが本当にメロンになる訳ではありません。
これにはフードペアリング理論が関係しています。
フードペアリング理論とは
食材の組み合わせによって味や香りが相乗効果を発揮し、一緒に食べる事により一層美味しく感じられるというものです。
赤ワインにチーズ、チョコレートと生クリーム、プリンとカラメルなども良相性ですよね
さらに、人の味覚には5つの基本的な味「うま味」「甘み」「苦味」「塩味」「酸味」が存在し、これらを合わせて「五味」と呼びます。
この五味のバランスにより味が美味しいかどうか決まるのです。
5つの味覚とそれぞれの食材がもつ食感によって味覚が変わり、忠実に再現するなら配合量にも気を配る必要があります。
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何と何を混ぜると何味になるのか調査!!
それでは何と何を混ぜるとどんな味になるのか気になりますよね。
SNSやネットの情報を混ぜ込み独自調査したものをまとめてみました。
プリン+しょうゆ=ウニの味
プリンに醤油をかけて食べるとウニの味になる食べ合わせ。
柔らかくて甘いプリンと醤油の塩分を組み合わせる事で生ウニを想像させるのですね!
高級食材として親しまれているウニをリーズナブルに食べたい時に良さそうです^^
麦茶+牛乳+砂糖=コーヒー牛乳
意外にもこれらを組み合わせるとコーヒー牛乳になるだとか!?
麦茶のほのかな甘さとミルクのコクがマッチしてお砂糖でさらに甘みを足しているのですね。
しかも麦茶はノンカフェインですからカフェインを断っている方にも良さそうですね^^
ホットミルク+たくあん=コーンスープ
電子レンジで温めた牛乳に刻んだたくあんを入れて数分待つと、コーンスープが出来るそう、、。
実際に私も試してみたところ、、残念ながらコーンスープには感じられませんでしたが、たくあんの甘みが溶け出して牛乳に混ざるとこんな感じかぁ~と、薄め過ぎたコーンスープ…みたいな感じでしょうか^^;
【体験ブログ】三ツ星ファームのレビュー!実際に食べてわかったおすすめポイント
アボガド+わさび醤油=大トロ
こちらは食べ合わせで有名な組み合わせですね。
特に熟したとろとろのアボガドにわさび醤油をかけると本当に大トロを食べているかのような口溶けでクセになります。
熟していないアボガドの場合は、気持ちわさび醤油にマヨネーズを足すと大トロのようなトロトロ感を味わえますよ。
トマト+ハチミツ=イチゴ
トマトに少し糖分を加えるとイチゴのような味を楽しめます。
イチゴもトマトも見た目が似ているので視覚的な錯覚も関係しているようですが、トマトは通年売られているのでイチゴが食べたくなった時にも活躍しそうな組み合わせですね。
ヨーグルト+豆腐=レアチーズケーキ
なめらかな口当たりのお豆腐とヨーグルトの酸味が混ざり合い、チーズケーキのような食感になります。
この組み合わせは料理本にもよく乗っている食べ合わせで「お豆腐で作るチーズケーキ」としてダイエットやヘルシー料理として親しまれています。
カロリーを気にする人にも嬉しい組み合わせですね、ヨーグルトは無糖、お豆腐は絹がおすすめ。
ゆで卵の黄身+ハチミツ=栗
先程の「トマト+ハチミツ=イチゴ」と同じ法則ですね。
ゆで卵に糖分を足すと秋に旬を迎える栗になるそうですが、、ネットでの評価は賛否両論でした。
「栗にしか思えない!」「見た目は栗そのもの」などの意見から「蜂蜜の味が勝ってしまい栗に感じない」などのマイナス評価も。
気になる方はお試しあれ^^;
きゅうり+ハチミツ=メロン
一番有名な組み合わせかも知れません。
きゅうりに蜂蜜をかけるとメロンになるというのです。試した事ある人も多いのでは?
メロンもきゅうりも同じウリ科の仲間です、蜂蜜の糖分を足す事でメロンに近づけるのですね。
熟したメロンと言うよりは甘いウリのような感じです。
バニラアイス+醤油=みたらし団子
アイスのコクや甘みに醤油のうま味・塩分が加わると、ちょうどみたらしのような風味になるんです。
ちょっと意外ですよね。
この組み合わせの一番のコツは醤油の量です、バニラアイスに醤油を垂らして少しずつバランスをとっていきましょう。
羊羹とバター=スイートポテト
代表的な和菓子の羊羹にバターを乗せて食べるとスイートポテトになるという不思議な食べ合わせ。
バターの甘い香りとコクが洋風に変わるんですね。
納豆とチョコレート=水飴
穀物やイモ類のデンプンを分解・糖化して作る水飴はとろりと粘度があり料理やお菓子作りに使われます。
そんな水飴を感じさせるこの食べ合わせ、納豆とチョコレート。
もはや美味しいのかさえ疑問に思う組み合わせですが、気になった方はお試し下さい^^;
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ヤクルト+牛乳=カルピス
この組み合わせは想像しやすいのではないでしょうか。
カルピスは牛乳と乳酸菌から作られていてヤクルトの主な原料は乳製品とシロタ株です。
失敗の少ないコンビと言えそうですね。
味噌汁+牛乳=キャビア
キャビアとはチョウザメの卵巣を塩漬けにした食べ物で高級食材として知られています。
味噌汁に牛乳を混ぜるとキャビアのような味になるというのですが、キャビアはプチプチした食感が特徴ですよね。
どうやら共通点は「コク」のようですが、、キャビアと似たような食感のとんぶりを味噌と牛乳で調理するとキャビアそっくりになりそうですね。
烏龍茶+炭酸水=ビール
ビールというよりかはノンアルコール飲料に近い味わいで、味のある烏龍茶に炭酸水で刺激を加える事によりビールのような後味が楽しめるのです。
また烏龍茶の香りやほのかな苦味もアルコールと錯覚させるようです。
禁酒してる時に試してみたくなりますね^^
カルピス+烏龍茶=オレンジジュース
カルピスの酸味と烏龍茶の苦味がオレンジを感じさせるのでしょうが、こうしてみると烏龍茶は色んな味に変容するんだなと感じました。
他にも烏龍茶で試してみる価値ありそうですね。
ヨーグルト+烏賊の塩辛=キャビア
先程もキャビアになる食べ合わせ(*味噌汁+牛乳)をご紹介しましたが、この食べ合わせもキャビアになるそうです。
実際に試してみましたが、キャビアかどうかは正直、微妙でした、、。
キャビアをあまり食べた事がないからかも知れませんが、不思議な味になりました。。
苺+マヨネーズ゙=大トロ
少し、疑い深い食べ合わせですがとてもクリエイティブですね。
思えばフルーツサンドに入っているような印象ですが、苺がもつ酸味や色とマヨネーズのクリーミーさがマッチして大トロ感を演出しているのですね。
牛乳+お酢=ヨーグルト
牛乳にお酢を入れると一部が固まり飲むヨーグルトのような味わいに変化します。
牛乳のたんぱく質に含まれるガゼインという物質がお酢を入れる事によりガゼイン同士がくっつき固まる原理になっています。
料理やチーズを作る時にも使われる組み合わせで理にかなってる感じがしますね。
まとめ
以上、食べ合わせで味が変化する組み合わせのご紹介でした。
食材の組み合わせによって味覚が変わるのは興味深いですよね、身近な食材ばかりで自宅で試したくなります^^
今回紹介した意外にも、味が変化する組み合わせの食べ方は結構あります。
色々な食材で試してみて下さいね^^