自分で作った料理はいつも上手にできず時間もかかってしまう・・なんて事はありませんか?
料理が苦手だと感じる人の多くに経験不足が挙げられますが上達する方法はないのでしょうか。
自分の手料理を家族に美味しいと言ってもらいたいですよね。
この記事では料理が苦手な理由と克服方法をご紹介しています。
※この記事はPRを含みます。
なぜ料理が苦手なのか?原因を知って克服しよう
料理が苦手な人にはいくつかの共通点があります。
食べる事に関心がない方は料理にも関心がないケースが多いです。
また食べる時間が20分くらいなのに対し、調理時間は食べる時間以上に時間がかかる事がほとんどで料理は非効率で苦手だという人もいます。
そして料理そのもが苦手だという場合は克服できる場合もあります。
苦手な理由①レシピ通りに作っても美味しいと感じられない
料理本やネットに載ってあるレシピ通りに調理しても美味しいと感じられない時があります。
レシピ通りに作っているのに美味しくないとストレスが溜まり料理そのものが嫌いになってしまいますよね。
レシピ本は必要な材料の他に調味料を入れる順番や火加減も記載されている通りにしなければなりません。
必要な材料を炒めるだけだから・・と具材を投入する順番を変えてしまうと失敗して焦げてしまいます。
最初のうちは料理本やネットに載っている通りに作ってみましょう。
本当に美味しい?正解がわからない
料理は作ってみたものの、この味で良いのだろうか、本来はどんな味がするのだろうか、、。
完成後にこのように感じる方はかなり多く、特に初めて作る料理や難易度の高い料理ほどそう感じやすいのです。
普段あまり食べたことない料理は完成した味がレシピ通りなのか不安になるのは言うまでもありませんよね。
また最近では誰でもオリジナルレシピをネットに投稿できるようになり、食べ慣れている献立も投稿者の味付けになる場合が多いです。
煮物ってこんなに甘かったけ・・?ハンバーグに下味つけなくて大丈夫なのかな。。など人によってはレシピそのものに不安を感じてしまいます。
この場合は食べてみて美味しくなくても決して失敗ではなく投稿者の方と食の好みが合わなかったと言えます。
完成した料理を簡単にイメージしてみる
レシピを選ぶ時に重要になってくるのが材料や調味料を見て完成後の料理の想像がつくかという点です。
必要な食材と調味料でどのような味付けか想像できるまでには経験と知識が大事になってきます。
最初は、料理研究家の方の作り方や分量を参考にし、基本的な味付けをマスターするのも良いですね。
苦手な理由②段取りが悪く出来上がりまでに時間がかかる
苦手になる原因の一つに段取りが悪いという点が挙げられます。
料理は作るけれど時間がかかり食事の度に作る気になれない、、という場合は工夫すれば短時間で済ませられる場合が多いです。
いくつか意識するだけで効率の良く調理できます。
調理器具は最低限に収めて使い方を把握しておく
最近では100円均一や雑貨店でキッチン用品のアイデア商品が目立ちますが、料理を初めたばかりや苦手意識がある方は最低限の調理器具だけを揃えると洗い物も減りスムーズに料理が進みます。
以下の調理器具があると比較的なんでも作れます。
- まな板・包丁
- ザル
- 計量カップ・スプーン
- 菜箸/おたま/ターナーもしくはフライ返し
- フライパン・鍋
どのような場面におたまやフライ返しなどの調理器具を使うか使い方をマスターするととても効率よく調理ができます。
葉物を茹でる時や卵を混ぜる時は菜箸が便利ですし、餃子やチヂミなど鍋底からひっくり返す時はフライ返しを、スープを盛る際はおたまを使います。
ミキサーやハンドプロセッサーなど調理器具は揃えるとキリがありませんので、最初は最低限の調理器具の使い方を把握し、何品が作ってみましょう。
必要な食材はあらかじめ切っておく
調理に必要な具材と調味料は事前に用意して、容器などに入れておきましょう。
火を入れてから調味料を足したり、野菜を切り始めると先に入れていた具材が焦げる原因になってしまいます。
料理を始める前に何が必要か調味料と具材を確認するのも効率UPの秘訣です。
煮込んでる間に包丁やまな板を洗っておく
煮物など、放っておいて調理可能な場合は煮込んでいる間にまな板や包丁を洗い次の料理の準備をしておきましょう。
洗い物が増えると料理するモチベーションも下がってしまいます。
洗い物と同時進行で料理を行うには慣れが必要ですが、意識するだけでもキッチン周りがリセットされ料理がはかどります。
苦手な理由③過去に料理に対してのトラウマがある
苦手な理由の一つに過去のトラウマや失敗が考えられます。
これは本来苦手ではなかったものの、あるハプニングによって苦手意識がついてしまったケースです。
原因がわかれば少しづつ克服できます。
失敗した経験がある
ハンバーグのタネがぐちゃぐちゃになったりオーブンの温度を間違えてグラタンを焼いてしまったなどの失敗経験があるケースです。
もちろん料理に失敗は付きものなのですが、それがトラウマになり料理に対して苦手意識がついてしまうのは残念ですよね。
この場合は失敗した料理に再チャレンジするのではなく、最初は失敗しにくい料理を何品か作り続けて自信をつけていきましょう。
包丁で指を怪我した事がある
包丁は危ないとわかっていても一度は包丁で怪我をした事がある人も多いのではないでしょうか。
怪我をしてしまうと包丁への恐怖がでてしまい、野菜を切るのが怖くなってしまいますよね。
どうしても包丁に対して恐怖心がでてしまう場合は包丁の変わりにキッチンバサミで具材を切る事から初めてみましょう。
自分の料理をまずいと言われた事がある
自分で作った料理をまずいと言われたケースです。特に好きな人や家族に言われると自信をなくしてしまいますよね。
これは料理を作るのが苦手というよりも自分の作った料理を人に食べてもらう事がトラウマになっています。
料理を食べてもらう前に「口に合うか自信ないけど・・」などと一言前置きして相手のハードルを下げてから食べてもらうようにしてみましょう。
火で危険な想いをしたことがある
過去に火で怖い想いをした方はコンロを使うのに抵抗がある方が多いです。
自分で体験していなくても母親がお鍋で火傷したところを見たなど、自分以外の経験でもトラウマになってしまう場合があります。
天ぷらや唐揚げなど油を使用した料理は必ず目を離さないようにするのが大前提です。
火を使うのに抵抗がある場合は、加熱する際に弱火で調理できるレシピを増やしたりIHコンロに切り替えるなどしてみましょう。
苦手な理由④単純にめんどくさい
料理が単純にめんどくさい・キッチンの前に立ちたくないというケースです。
特に一人暮らしの方に見られがちですが、家族が居ても毎日の料理はめんどくさいと感じてしまう場合があります。
家族がいる場合は料理を作るのが業務的になってしまい、1日平均3食は作らなくてはいけませんね。
料理が苦手だと3食作るのはかなり苦になり精神的負担が大きいです。
料理は大好きにならなくても構いませんが、普通程度にしておくと毎日を快適に過ごせます。
献立を考えるのが煩わしく感じる
家族の栄養面も考えなくてはいけない為、献立考案はかなり手間がかかってしまいます。
決められた予算内で毎日の献立作成は本当にめんどくさいもので、献立アプリを参考にしたり、7日間分の献立をメモするなり事前準備が大切です。
食材を購入する際には何を作るのか決めてから買い物に行くようにすると迷う事もなく、煩わしさも少なくなります。
野菜を切るのが苦手・めんどくさい
人参の千切りや玉ねぎのみじん切り・・時間がかかる割に大量に切らなくてはなりませんよね。
週末の時間に余裕がある時に食材をカットし、保存袋に入れて冷凍保存する方法がてっとり早いです。
コストはかかってしまいますが、カットされた野菜を購入するかミールキットなどで代用するのも一つの手段です。
苦手な理由⑤味見をせずに見た目で判断してしまう
急いでいる時や何度も作って自信のある料理なら別ですが、基本的に味見をする習慣は身につけておいた方が失敗は防げるかなと感じます。
味見をする時は口の中をリセットしてから味見し、最低でも3回までと回数を決めておきましょう。
特に、お酒を作りながら料理する人や料理前にこってりした料理を食べた場合は無意識に濃い味付けになってしまいます。
どんなに見た目が完成形であっても実際に食べてみると味が染み込んでなかったり具材が固かったりなどあるものです。
レシピ通りに調理しても1回は味見をしておきたいものです。
>>電子レンジで簡単に食べれる人気宅配弁当31社を比較!
料理が苦手な場合は無理して好きにならなくても良い
個人的に料理はそこまで頑張らくても良いと感じています。
意外と料理研究家の方は新しいレシピを考案してばかりで料理が嫌いになったという話を良く耳にします。
家庭がある場合も同じで料理を毎日しなければいけない環境の場合は最初は好きだったけど作ってばかりで嫌いになってしまった方もいます。
家事の息抜きもとても大切です、インスタントにしたからと言って自分を責める必要は全くないと感じます。
美味しいものを家族や知人に食べさせたいという気持ちが料理には大切です。
たまに自分を休ませる時の献立として必要な材料が入ったミールキットが手軽でおすすめです。
現在はオイシックス(oisix)やコープデリなど様々な会社が独自の味付けのミールキットを販売しています。
価格は自炊よりも割高ですが時間を節約でき、余裕がもてるのが最大のメリットです。
自分の料理が嫌い、苦手な人の克服方法
料理が苦手な原因は色々ありますが、原因に合わせて克服する方法や調理環境を変えるだけでも苦手意識がなくなります。
ここでは料理が苦手な克服方法8選をご紹介します。
克服方法①同じ献立を何回か作る
同じ献立を何度も作ると頭がレシピを記憶し正しい味や材料の分量を覚えます。
上手になりたい料理がある時は是非何度もチャレンジしてみましょう。
オムライスや錦糸卵などは回数を重ねて上手になるもので、どんなに器用な人でも失敗しやすい料理です。
少しコツがいる料理は何度も作って納得のいくまで作り続けるのが大切です。
克服方法②好きな料理研究家さんを見つける
料理研究家の方によって同じ料理でも味付けが異なります。
自分の好みと似た料理研究家さんを見つけてその研究家さんが公開しているレシピを作っていくという方法です。
複数の方の献立を作るよりも味が安定しやすいので、好きな料理研究家さんが出しているレシピ本を購入しても良いですね。
お気に入りの研究家さんや料理本をみるとやる気にも繋がりますよ。
克服方法③レシピ通りに作ってみる
自分の味付けで失敗しやすい方はとにかくレシピに記載されてある通りに作っていく方法です。
レシピは食材の特性や調味料との相性で切り方や煮込む時間・火加減など細かく書かれています。
目分量で思ったよりも上手く出来なかった場合は手間かも知れませんが、計量スプーンを使用し調味料の分量に慣れていきましょう。
克服方法④お気に入りのレシピサイトを見つけよう
レシピ本(WEBサイト)の選び方にも注目。巷には多くのレシピがありますが、最初は手軽に作れるレシピサイトを参考にしましょう。
最近は料理動画も多く投稿されているので、何回も同じところを繰り返しみて調理する事もできますね。
<おすすめ料理WEBサイト(動画含む)>
- クックパッド・・素人や一般の主婦の投稿により日々の献立に活用しやすいメニューが豊富
- クラシル・・専属のシェフと管理栄養士が献立を考案(無料と有料の2種類)
- DELISH KICHEN・・管理栄養士や料理研究家によるレシピ
- 暮らし上手・・週替りで料理研究家さんがおすすめの献立をご紹介
- 白ごはん.COM・・定番家庭料理や和食の基本が学べます
<おすすめ料理系YOUTUBER>
- 料理研究家リュウジのバズレシ・・YouTuberとして活躍する人気料理研究家で登録者は350万人超。
- Koh Kenteshu Kitchen・・料理研究家の母を持つ大阪出身YouTuber。韓国料理も豊富。
- 奥薗壽子の日めくりレシピ・・料理研究家による家庭料理。独自アレンジも豊富。
- 堤下食堂・・一人暮らしの男飯を基本としたチャンネル
- てぬキッチン・・手抜きをメインとして簡単料理が中心
料理が苦手な人でも簡単につくれる食材セット
包丁や火を使わなくても調理可能?
料理はやらないと上手くなりませんよね、しかしオイシックスのミールキットは豪華なメニューが10~30分程度で完成!
生ゴミも少なく済んで忙しい方に大変人気のレシピ付きの食材セットです。
- 忙しい毎日のお助け役として♫
- 毎日の栄養バランス改善にも◎
- 新商品続々登場
- 料理の時間を節約できる
- 家族も喜ぶ彩り栄養抜群のメニュー
克服方法⑤得意料理をもつ
これは美味しくできる!というMyレシピをいくつか持っておくと今後の料理が楽しくなり時短調理に繋がります。
卵焼きや生姜焼きなど簡単なレシピを複数持ち、1週間内でローテーションさせていく方法もあります。
炒めものが得意ならば、調味料と具材が違う炒めものを2.3品持つだけでも十分な料理上手です。
レシピ本を見ながらどの料理なら自分が今後も作れそうか、検討してみましょう。
克服方法⑥週に作る回数を少しずつ増やしていく
料理が苦手な人は料理経験が少ない事が多く、包丁や火加減に慣れるためにも週に料理する機会を少しづつ増やしていきましょう。
油を使用した揚げ物料理や魚をさばいたりなど急には上手になりません。
少しつづ週に料理する回数を増やすのが料理上手の近道です。
平日働いている方は週末に難易度の高い料理を作ってみたり自分の時間と相談しながらメイン料理のレパートリーを増やしていきましょう。
作った料理をノートなどに記録しておくと(成功した理由や失敗した原因)次回から同じ失敗を防げ、Myレシピにもなりやすいですよ。
克服方法⑦家族や友人と一緒に作る
友人や家族とのたこ焼きパーティーやお鍋は会話も弾み楽しいひとときです。
一緒に作る仲間がいると、苦手意識もなくなり失敗しても「まぁ、いっか」と笑い飛ばせ片付けも苦ではないものです。
しかし、これが一人だと不思議と虚しくなってくるものです。
克服方法の手段として仲間と一緒に作るのもおすすめです。
家族がいる場合はみんなで食卓を囲んで作れる餃子やお好み焼きなどホットプレートレシピを増やしてみるのも良さそうですね。
克服方法⑧自分の作った料理を食べてもらう
自分が作った料理は美味しいのだろうか、、家庭持ちの場合は家族の意見を参考に出来ますが、一人暮らしだと自分の味覚が全てになります。
レシピ通り作っても自分が美味しくないと感じればその料理は失敗になり料理が下手だと感じてしまう訳ですから。。
一人住まいの方は知人や友人に料理を食べてもらい感想を聞かせてもらいましょう。
自分とは違った目線でアドバイスがある事が多く料理に対して新しい発見も期待できますよ。
克服方法まとめ- 最初はレシピ本を参考にして、同じ献立を何回か作ってみる
(できれば好きな料理研究家さんを見つける) - その中から自分が美味しいと感じた料理を得意料理とする
(トラウマ克服への近道に!) - 得意料理を作る回数を増やして完璧に自分のものにした後、家族や友人に食べてもらい意見を聞く
- 凝った料理は家族や友人と作ってモチベーションを上げる
料理が苦手な原因と克服方法まとめ
以上、料理が苦手な原因と克服方法のご紹介でした。
毎日献立を考えるのは本当に大変な作業です。
今日は手抜きすると自分を休ませる日もたまには必要ですね。
料理が苦手な原因はいくつかありますが、段取りや手間をなくせば多くの場合はすんなりと調理できます。
最初に必要な材料をキッチンにそろえて快適な調理時間にしましょう。