すだちやかぼす、ゆずは見た目も良く似ていて違いがあまりわからないという方も多いのではないでしょうか。
どれもミカン科ミカン属に属する果実で酸味が強いのが特徴です。
しかし、酸味や苦みなどそれぞれの特性があり、好みや料理に応じて使い分けると一層楽しみが広がります。
本記事ではすだちやかぼすなど香酸柑橘類の味や見た目の違いについてまとめています。
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香酸柑橘類とは
香酸柑橘類は果肉を食べるのではなく、皮や果汁の香りを楽しむ柑橘類を指します。
すだちや柚子などは酸味が強く糖度が低い為、香酸柑橘類に分類されます。
日本では香酸柑橘類が40種近くあるとされ、料理を引き立て上品な香りが楽しめます。
すだちの特徴
ミカン科ミカン属の柑橘類であるすだちは、さっぱりとした穏やかな酸味が特徴です。
重さは約20〜40gで、8〜10月頃に旬を迎え、名産地は徳島県。
黄緑色で小ぶりな果実で果肉は黄緑がかっています。
焼き魚や和え物のアクセントに使われ、和食との相性が良く、料理に爽やかな風味を加えることができます。
かぼすの特徴
かぼすはミカン科ミカン属の柑橘類で、酸味と甘味のバランスが抜群。
一般的なかぼすの重さは約70〜150gで、香酸柑橘類の中でも比較的大きい方です。
酸味が強く、ポン酢の代わりになり酢の物などに利用されます。
旬は8〜12月頃で大分県が名産地です。
果肉は黄色く皮がつるつるして黄緑色をしています。
また、ジュースやゼリーなどの加工品も定番商品として親しまれています。
ゆずの特徴
ミカン科ミカン属の柑橘類で和食に合う上品な香りが特徴です。
ゆずは収穫時期により青ゆずと黄ゆずの2種類があります。
青ゆずは7月頃に、黄ゆずは11月頃に収穫されます。
深みと爽やかな甘さを持つ香りは、和を連想させ料亭などでも柚子はよく使われます。
一般的な重さは約180〜200g程度で、旬は11〜1月にかけてです。
主な産地は高知で、果実は黄緑~黄色をしています。
ゆずは種が多く、果肉は少なめで果汁を焼き魚やお鍋の薬味に利用します。
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ライムの特徴
ライムは、ミカン科ミカン属に属し、レモンよりも酸味が低く独自の苦みを持っています。
甘さと苦みのバランスが良く、カクテルにもよく使われ、爽やかな香りを楽しめます。
国産ライムの旬は9〜12月頃です。
外国産の主な産地はインドやメキシコで、国産のライムは愛媛が有名です。
フィンガーライムやタヒチライムなど、さまざまな品種があり、大きさも異なり約30~150gほどです。
見た目は黄緑色で、果肉は薄緑色で小ぶりです。
ライムは、はちみつ漬けやサラダなどに添えたり多彩な用途に活用でき、エスニック料理にもよく使われます。
レモンの特徴
レモンはミカン科ミカン属に属し、さわやかな香りが特徴。
重さは約100〜150gで、国産と外国産があり、国産のレモンの旬は11〜4月頃で、広島が名産地です。
国産のレモンは、青いまま出荷される事も多く、黄色レモンは見た目に黒いシミや斑点があることが多いですが、味や品質には問題ありません。
一方、外国産のレモンはインドやメキシコなどで栽培されており、防腐剤を使用しているため、見た目は美しいですが、皮を料理に使いたい場合は国産がおすすめです。
一般的なレモンの見た目は鮮やかな黄色で、楕円形をしていますが、品種により異なります。
レモンは、はちみつ漬けやお菓子など幅広く使われる他、唐揚げやフライの薬味としても定番です。
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香酸柑橘にはレモンやライムなどの外来種からゆずやかぼすなどの在来種まで幅広くあります。
近年ではレモンやライムも国内での栽培が増え、国産のレモンやライムを購入する事ができます。
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