年賀状を会社の人宛てに送る時って…どんな文例が良いんだ?
昔からの知人や身内に送る年賀状ならそれほど気を使う事は無いと思いますが会社関連の上司や取引先などに出すといった場合,どんな文例やデザインにしたら良いのか?
自分では何気なく使っていた文例が上司に対してはマナー違反であったりデザインが偉く華やかになったり…
いざ会社関連の年賀状を作成しようと思うと一言の書き方や挨拶文にも迷いも生まれるものですよね(^^;)
今回は会社や取引先といったビジネス関連の相手に送る際の文例マナーやおすすめデザインが多く用意されている年賀状印刷サイトを調べてみました。
社会人なりたてor転職仕立てで会社宛の年賀状を作るのは初めてという人や1年に1回きりの事だから書き方を覚えていないという人はご参考に(^^)
年の始まりにいきなりマナー違反をしたくは無いですよね(^^;)
年賀状を会社の人に送る文例やデザインなどを見ていきましょう♪
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年賀状~会社宛の文例集
年賀状印刷サイトを見ていると会社関係の人に送るデザインも昔に比べて華やかなモノが増えてきたなと思えますが,無難にシンプルにというテンプレートもまだまだ多いです。
そんなシンプルなテンプレートが社交辞令といった質素な年賀状になりすぎないために手書きによる一言を添えて送るのをおすすめします。
いくら会社関連の相手といえど人間味ある年賀状の方が今後の付き合いもありそうでしょう?(^^)
ただ会社関係の相手に送る場合は気を緩めすぎない一言にするのも大切です。
緩すぎず社交辞令になりすぎず…規則性がありながらも規則性のある一言を考えながら年賀状を作るのも仕事の一環ですかね?
また美味しいお食事に連れて行って下さい!など親近感の湧く一言を♪
会社関連の文例集
【賀詞】謹賀新年
旧年中は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます
皆様におかれましては健やかに新春をお迎えのことと存じます
今年も何卒ご指導ご敏達のほどよろしくお願いいたします
平成〇〇年 元旦
【賀詞】謹んで新春のお慶びを申し上げます
昨年中は格別のご厚情にあずかり心より御礼申し上げます
本年も倍旧のご愛顧のほどお願い申し上げます
平成〇〇年 元旦
【賀詞】謹賀新年
旧年中はひとかたならぬお引き立てをいただき誠にありがとうございました
弊社も皆様のお陰を持ちまして無事に新年を迎えることができました
本年もなお一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます
平成〇〇年 元旦
【賀詞】あけましておめでとうございます
旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり誠にありがとうございました
本年もより一層尽力して参りたいと存じております
何とぞ昨年同様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます
平成〇〇年 元旦
【賀詞】謹んで新春のお慶びを申し上げます
旧年中は格別のご厚情にあずかり心より御礼申し上げます
今後も変わらぬご鞭撻と末永いお付きあいをお願い申し上げます
平成〇〇年 元旦
【賀詞】謹んで新年のお慶びを申し上げます
旧年中のご厚情に心より御礼申し上げます
本年も昨年同様のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます
平成〇〇年 元旦
【賀詞】恭賀新年
旧年中はひとかたならぬお引き立てを賜り心より御礼申し上げます
本年も貴社の益々のご発展と社員の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます
平成〇〇年 元旦
【賀詞】恭賀新春
旧年中は公私にわたり大変お世話になり有難うございました
本年は昨年のご指導を活かせるよう精進したいと思っております
今後とも変わらぬご指導のほどよろしくお願いいたします
平成〇〇年 元旦
【賀詞】謹賀新年
昨年は大変お世話になりました
今年もご期待に添えるよう精一杯がんばります
本年も変わらぬご指導のほどよろしくお願いいたします
平成〇〇年 元旦
【賀詞】謹んで新年のお慶びを申し上げます
旧年中は親身にご指導いただきありがとうございました
本年も昨年同様ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします
平成〇〇年 元旦
上司に年賀状を送る時の添え書きや文例についてまとめてみました。嫌いな上司にも出してみると来年は良いことあるかも、、いつもお世話になっている上司へのおすすめメッセージをチェック!!
会社関連の一言集
文例に続いて会社関連で実際に使われた”一言”をご紹介します。
参考:Yahoo知恵袋・教えてgoo!・年賀状印刷サイト
同僚への一言
日頃から切磋琢磨しあっている同僚への年賀状に送る一言は、今後も同様によろしくという気持ちを伝えるといいと思います。
- 〇〇が同期で本当に心強いと感じた1年でした 今年もよろしくね
- 今年で入社◯年目!入社した頃が懐かしいね 今年もお互い頑張ろうね
- 新しい部署はもう慣れましたか? また飲みに行こうね
上司への一言
会社の上司への年賀状には日頃の感謝の気持ちと来年の抱負といった一言を書くといいでしょう。
- 旧年中は温かいご指導をいただきありがとうございました
- 〇〇課長を見習い今年も精進して仕事に取り組みたいと思います
- 旧年中はお世話になりありがとうございました
- 今年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます
- 今年もより一層仕事に精進したいと思いますのでご指導のほどお願いいたします
- 今年もいい仕事ができるように邁進したいと思います
取引先への一言
会社の取引先への年賀状には今後の厚誼を願う気持ちと日頃の感謝を述べる一言を添えると良いと思います。
- 御社の益々のご発展と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます
- 本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます
- 旧年中はひとかたならぬお引き立てを賜りありがとうございました
- 旧年はご一緒にお仕事をさせていただき心から感謝しています
- 今後とも倍旧のご愛顧とご指導のほどよろしくお願い申し上げます
上司やお世話になった恩師に年賀状を送りたいけどなんて書けばよいかわからない・間違った敬語を使って恥をかく前に文例を勉強しておきましょう!!
年賀状を会社関連の人に送るなら~マナー7選
会社関連の相手に年賀状を送る場合に気を付けたいマナーをご紹介します。
特に上司や取引先に対して気をつけたいマナーです!
マナー①送るなら元日に届くように
会社関連、特に目上の方や取引先などには1月1日(元日)に会社もしくは自宅に届くように配慮しましょう。
どうせ取引先も休みだろうし三ヶ日に間に合えば良いんじゃないの?と思われる人もおられるかもですが、元日に届けておく方が無難です。
また関係性が深く、仕事関連で関わりのある相手のご自宅に直接送るのであれば、なおさら元日に届くように配慮しましょう。
もし相手が元日に年賀状を送ってきて自分が遅れた場合はマイナス要素で目立ってしまい会社の印象も悪くなってしまうかもです。
新年の仕事は年賀状から始まっていると考えて作成・ポスト投函しましょう。
元旦に届けるためには?
会社面だけでなく元日に年賀状を相手に届けるなら、12月15日~12月25日(年賀状投函期間)までに出す必要があります。
郵便局の配達員さんの頑張りで1日遅れても元日に届くようにしてくれる時もありますが上記の年賀状投函期間にしっかり出すのが無難です。
マナー②手書きの一言も記載する
仕事関係、特に会社で直属の上司などには手書きの一言を記載する事をおすすめします。
年賀状が届けられてしっかり見る部分といえば手書きで記載された一言であり印刷によって書かれた定型文は二の次でしょう(^^;)
また手書きする際にボールペンで記載するのもあまりおすすめできません。
細いより太字のほうが推奨されている
年賀状はボールペンなどで書かれた細字よりも毛筆や筆ペンで太字に記載する方が推奨されています。
…とは言っても毛筆などは日常生活で使う機会が少ないので「苦手だ」という人はサインペンで代用しましょう。
手書きによる一言は字が上手いor下手であろうが印刷字だけよりかは相手に好印象を与えます。
太字による手書きでなるべく丁寧に年賀状に一言書くことをおすすめします。^_^
マナー③忌み言葉は使わない
会社関連の相手に送る場合に限りませんが年賀状には使用を避けるべき忌み言葉があります。
「去る」「終わる」「切れる」「絶つ」「散る」といった文字や漢字は使うのをやめましょう。
新年早々どれも印象が悪くなるイメージがありますよね(^^;)
仕事上のマナーや会社の人宛てだからと言った事に限らずこれらの忌み言葉を年賀状に使用するのは控えましょう。
「去年」とは書かずに、「昨年」or「旧年」といった文言にします。
マナー④取引先の相手には役職名を記載
取引先の会社に向けて年賀状を書く時には相手の役職名を記載しましょう。
また記載時は役職名をできるだけ名前の上に書きます。
ただこうしたマナーは取引先相手であり、自分の所属している会社にいる上司の自宅へ直接送る場合は、役職名を書かない場合が多いです。
役職名が家族に見られるのを嫌がる上司もおられるかもしれないので(^^;)
〇〇様にしておきましょう。
マナー⑤文例や名前・住所は規則正しく正確に!
会社関連の相手に送る年賀状の文例はビジネス要素も兼ねていると考えて
仕事の取引先や会社の上司などに送る年賀状は、ビジネス文書も兼ねていると思って文例は規則正しく書きましょう。
また宛名に関しても普段、省略しがちな郵便番号や住所のマンション名なども正確に記載するようにします。
当然ながら、相手方の名前を間違えないように名刺などでしっかり確認するのも大事です。
もし間違えてたのを会食といった機会に指摘されたら…ヒヤッとしますものね(^^;)
宛名の書き方には気をつけよう!
会社の上司・取引先の企業宛など仕事面で付き合いのあるお相手に年賀状を作成する際に注意したいのが宛名書きです。
会社名や所属されている部署名・役職名といった名称は勿論のこと
お相手の名前⇒漢字の文字は間違えないように気をつけましょう。
<一例>
萩原⇔荻原
菊池⇔菊地
太郎⇔太朗
意外と名前を間違えられると覚えているものですからね(^^;)
昔から付き合いのある友人や親戚なら「ゴメンごめん!ハハハっ」と言えそうですが会社関連で目上の人には弁解の余地も無さそうですからね(^^;)
また年賀状の裏面は印刷でも、宛名は縦書きで記載しましょう。
マナー⑥賀詞に注意!
年賀状を会社関連の人に送る場合に気を付けたい事。
新年の挨拶には欠かせない「賀詞(がし)」の書き方に関してです。
賀詞とは⇒年賀状に限った話では無く色々なシチュエーションで使用されているお祝いの言葉なのです!
2文字の賀詞~「賀正」「迎春」は目上の人から目下の人へ向けた文言
年賀状を書く時に最初に記載される賀詞には色々な種類が使われています。
「あけましておめでとうございます」
「謹賀新年」
「HAPPY NEW YEAR」
知人には特に気を使う事無く,はがきに記載していたこれらの賀詞も送る相手によって当然,使い分けるマナーが必要です。
当たり前の話ですが会社での付き合いがあるビジネス上のお偉い様,目上の人に「HAPPY NEW YEAR」という賀詞を書いた年賀状を届けるわけにはいきませんよね(^^;)
会社に入るまで文例なんて気にした事なかった。。
また1文字である「寿」、「賀」、「慶」
2文字である「賀正」、「新春」、「迎春」
これらの賀詞は、目上⇒目下の人へ向けて使用される賀詞です。
「寿」⇒おめでたいこと
「賀正」⇒正月を祝います
といった意味を持っていますが「謹んで」という意味合いが含まれていない賀詞は、(目上の)相手に対して敬意が欠けた表現となってしまいます。
同僚や後輩に送るのと違い会社の上司や提携先の相手に出す年賀状にはマナー上,使用するのを控えるのが無難です。
誰にでもOK!「謹賀新年」といった4文字の賀詞
続いて4文字の賀詞です。
「謹賀新年」、「新春来福」「恭賀新正」、
これらの賀詞は、目上の方だから駄目!目下には良い!といった事は関係なく使用可能です。
「あけましておめでとうございます」は?
新年といえば使うのが当たり前と言えそうな賀詞である「あけましておめでとうございます」。
これも「目上だからor目下だから」といった事情に関係なく万人に使用できます。
そのため会社関連に限らず様々な相手に送る年賀状に使用される文言です。
似たような文言ですが他にも会社の上司といった目上の人に送る場合は次の賀詞も使えます。
「新年おめでとうございます」
「初春のお慶びを申し上げます」
「謹んで新春のお慶びを申し上げます」
1文字かどうかなど賀詞にも使い方のマナーがあるんですね(^^)日本語も奥ゆかしいものです!
お祝いの文言を繰り返すのはマナー違反?
会社関連の相手に送る時だけでなくお祝いの文言を繰り返すのはマナー上、良くありません。
「謹賀新年」と書かれた年賀状に続けて「謹んで新年のお慶びを申し上げます」と書いてしまうのは、ただお祝いの文言を繰り返しているだけとなるので注意が必要です。
略された賀詞が次の文言と同じ意味でないかも確認しましょう。
「謹賀新年」に続く言葉としては、「昨年は大変お世話になりました」といった前年度の感謝の気持ちを書き,それ以降は来年の抱負などを記載しましょう。
マナー⑦デザインはシンプルで
会社関係でも同僚などに送る年賀状デザインは自由だと思いますが上司や取引先などにはシンプルなデザインがおすすめです。
そのため、ネット注文を受け付けている年賀状印刷サイトなどではシンプルなデザインが多く用意されています。
プライベート用と会社用に分けて注文する人も多くおられます。
写真入りは職種によって選ぶ
美容院でお客の髪を切っている画像や飲食店の店舗風景などが印刷された写真入りを会社の年賀状として仕事関連の取引先に送る人も多くおられます。
ただあまりに殺風景な仕事場の人は…無難にシンプルなデザインがおすすめかと思います(^^;)
年賀状印刷サイト~会社宛てのデザインがあるのは?
ここからは会社関連の相手に送るデザインが用意されている年賀状印刷サイトをご紹介します。
挨拶状ドットコム
挨拶状ドットコムでは年末年始の年賀状だけでなく名刺印刷といった企業向けサービスが実施されています。
会社関連のデザインは約400種類用意されており,それに対して特設ページもあり
- 宛名印刷無料
- 自由に文章をアレンジできる
- ロゴマーク配置機能
- 領収書をマイページから無料発行
- 自社で作成したデータも印刷可能な「データ入稿」も利用可能
といった会社・ショップ向けサービスが提供されています。
サイト内には、会社関連の年賀状を作成する際のサンプル文例一覧ページもありますよ(^^)
ふみいろ年賀状
ふみいろ年賀状では、法人向けの年賀状サービスが年々強化されています。
- 選べるビジネス用デザイン
- 差出人入力欄が法人・企業仕様
- ロゴマーク配置機能
- 写真入りやオフィス内の写真挿入OK
質素でシンプルなイラストだけでなく写真フレームタイプのデザインも用意されているので会社で働くスタッフさんの協調性もアピールできる仕様になっています。
おたより本舗
おたより本舗では、72種類のビジネス年賀状デザインを選ぶことができます。
”法人様の年賀状印刷承ります”といった内容ページが公式HPにあるように
- ロゴマークOK
- 宛名印刷無料
- 賀詞・挨拶文を自由に変更可能
- 銀行振込OK
といった会社向けサービスが用意されています。
“デザインで選ばれて5年連続受注件数No,1”の年賀状印刷サイトです。
しまうまプリント
しまうまプリントには取引先や顧客に送りたいいビジネス用年賀状デザインが多数あります。
送料・宛名印刷・投函代行といったサービスが無料であり早期割引も58%OFF実施中など金銭面でもお得な年賀状印刷サイトです。
年賀家族
デザインに定評がある年賀家族にもビジネス向けのテンプレートがあります。
法人向けの文字編集、ロゴ入れ機能が利用でき個人事業主の方にも大好評な年賀状印刷サイトです。
かっこいいなぁと思える会社用の年賀状デザインが見られましたよ(^^)
ラクスル
CMでおなじみのラクスルの印刷は年賀状にももちろん対応しており幅広いデザインを用意しています。
新年のセールをお知らせするテンプレートから年明けの営業開始日をお知らせするテンプレートまでビジネスに特化したジャンルを設けています。
はがきの位置・縦・横などでもデザインを選べるので創作性が高いビジネス年賀を作成できます。
- 早期割引あり
- 宛名印刷無料
- 医療系から建設業までテンプレートあり
- 年賀状作成中級者向け
まとめ~年賀状を会社関係で作るなら
年賀状は新年の挨拶として伝統ある文化ですが,いざ会社が関わってくるとどんな文例とデザインで送れば良いのか?
今回はそういった時の注意点とおすすめの法人向けサービスがある年賀状印刷サイトをご紹介させてもらいました。
そして最後に!
会社関係の人へ送る年賀状で、見直しておきたいのが誤字・脱字です。
名前同様,一言といった挨拶で間違っていないか?もう一度ポストに投函する前に再チェックをおすすめします。
また上司や取引先の会社宛に送る年賀状は、1月1日に届くように期日を守って出すのもマナーです。
12月15日~12月25日の投函期間内にポストに投函すれば、元旦に届くので遅れないようにしましょう。
会社関係の人とも気持ちよく新年の挨拶を年賀状にて交わせたら良いですね(^^)