ビジネス関連の年賀状～文例など気をつけたいマナーや適切なデザイン編

親しい友人や親戚に出す年賀状と違って、ビジネス関連の取引先や上司などに年賀状を送る場合、どんな挨拶の言葉を書いたらいいのか迷いますよね。(^_^;)

良かれと思って書いた文例が、実はマナーに反してたり…新年の挨拶の書き方や敬語の使い方は正しいのだろうか？

…と,いざ年賀状を送る前になると不安になってしまいますよね。

そこでこのページでは会社の上司や取引先などに送るビジネス関連の年賀状の文例や書き方・マナーや注意点などを紹介していきます。

今年初めてビジネス関連の年賀状を作成しようと思っている人はもちろん１年ぶりだから書き方を忘れた！という人にも参考になれば嬉しいです(^^)

新年早々取引先や上司に対して,ヘマをシデかしたくは無いですよね！

ビジネス面での年賀状の書き方を見ていきましょう♪

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ビジネス関連で年賀状～気をつけたいマナー

ビジネス関連の相手に年賀状を送る際に気を付けたいマナーをご紹介します。

マナー①元旦に届くように配慮

ビジネス面で関わりのある相手には年賀状が元旦に会社or自宅に届くように投函する事がおすすめです。

どうせ休みだし三ヶ日に届けば良いんじゃないの？という人もおられるですが、他の取引先などが元日に届けられ自社の分は遅れてしまうというのが判明した場合、印象は良くないです。

まして相手方の家に送っていて元旦では無い場合、目立ちたくないところで(マイナス要素で)目立ってしまいます。

新年の仕事は年賀状からも開始されると思って作成・投函しましょう。

元旦に届けるためには？

ビジネス面に限らず年賀状を元日に届ける場合、年賀状投函期間の12月15日～12月25日までに出す必要があります。

1日遅れでも郵便局のスタッフさんたちの配慮により間に合う場合もありますが遅れないよう上記の期間に送るのが無難です。

マナー②シンプルなデザインを選ぶ

友人に向けた年賀状は楽しげで面白みのあるデザインで良いですが、ビジネス関連で送る場合はシンプルなモノを選びましょう。

ページ後半で紹介する年賀状印刷サイトではビジネス関連のデザインがたくさんありますよ(^^)

マナー③写真入りは駄目？

美容院や飲食店などは店内が印刷された写真入り年賀状をビジネス関連の取引先へ送る場合も多いです。

職種によっては写真入り年賀状を選択される人も多くおられます。

マナー④文例は規則正しく！

仕事の取引先や会社の上司などに送る年賀状は、ビジネス文書も兼ねていると思って文例は規則正しく書きましょう。

普段、省略しがちな郵便番号や住所のマンション名なども正確に記載するようにします。

当然ながら、相手方の名前を間違えないように名刺などでしっかり確認するのも大事です。

もし間違えてたのを会食といった機会に指摘されたら…ヒヤッとしますものね(^^;)

※「謹賀新年」といった賀詞の書き方は後ほど。

マナー⑤取引先には役職名を書く

取引先の会社宛に年賀状を送る場合は役職名を記載する必要があります。

また一つのマナーとして役職名はできるだけ名前の上に記載します。

ただ、年賀状を自分の会社に所属している上司の自宅へ送る際は、役職名は省く場合が多いです。

役職名などが家族などに見られるのを嫌がる上司もおられるかもしれないので(^^;)

〇〇様でいいでしょう。

マナー⑥手書きの一言を添える

賀詞や宛名が印刷された年賀状でありビジネス先の相手へ送る場合でも手書きの一言を添える事をおすすめします。

年賀状で目に付くのは手書きで記載された一言であり印刷されている定型文をしっかり読む人は少ないと思われます(^^;)

またボールペンで書き込むのもあまりおすすめできません。

細いより太字のほうが良いの？

年賀状は毛筆や筆ペンによる太字で記載するのが良いとされています。

ただ、日常生活の中で毛筆を使って文章を書く機会は少なく苦手だなと思う場合はサインペンなどを使用している人も多くおられます。

やはり手書きによる一言は例え上手くなくても相手に好印象を与えます。

字が上手いor下手よりも年賀状を送った相手へ誠意が伝わる方が重要な要素です。

字の上手さに自信がない人も手書きでなるべく丁寧に書く事をおすすめします。^_^

宛名は手書きがおすすめ？

差出人の名前や住所が記載された裏面は印刷文字が多くても宛名は手書きにするのもマナーのひとつです。

両面印刷された年賀状が多い中、グッと上司の目を引きますよ。

もちろん宛名は縦書きで書きます。

郵便番号が間違っていなければ大丈夫と思って、都道府県名も省略しがちですが、それもきちんと書くのもマナーです。

ビジネス関連の年賀状は賀詞に注意！

ビジネス関連の年賀状で気を付けること。

まずはお馴染みの「賀詞(がし)」の書き方です。

賀詞とは⇒年賀状だけじゃなく様々な場面で使われるお祝いの言葉です！

「賀正」「迎春」など2文字の賀詞は目上の人から目下の人へ

年賀状に書く最初の言葉、賀詞にもたくさんの種類があります。

「あけましておめでとうございます」

「謹賀新年」

「HAPPY NEW YEAR」

など、何気なく書いていた新年の挨拶の言葉も送る相手によって使い分けが必要になってきます。

当然ビジネス関連のお偉い方に「HAPPY NEW YEAR～♪」とノリノリの賀詞を送るわけにはいきませんよね(^^;)

社会人になるまで,そんな事考えたこともなかった…

ビジネス関連の相手への年賀状は、特に注意して書くようにしたいですね。

「寿」、「賀」、「慶」などの1文字

「賀正」、「新春」、「迎春」などの2文字

これらの賀詞は、目上の人から目下の人へ使われる賀詞です。

「寿」はおめでたいことです

「賀正」は正月を祝います

といっているに過ぎません。

「謹んで」という意味合いが入っていない賀詞は、相手に対する敬意が欠けたものになります。

ビジネス関連の人に出す年賀状にはマナー上,控えるのが無難です。

「謹賀新年」など4文字の賀詞は万人OK

「謹賀新年」、「恭賀新正」、「新春来福」などの4文字の賀詞

これらは、目上や目下の人という事に関係なく使うことができます。

「あけましておめでとうございます」の賀詞

「あけましておめでとうございます」の賀詞

これは、目上の人や目下の人に関係なく使用することが出来るので「謹賀新年」と同じく、もっともよく使われている賀詞ではないでしょうか。

ビジネス関連の人や上司に出すなら、

という賀詞を使うのはどうでしょうか。

私自身も賀詞を調べていて,なかなか奥が深いなと感心してしまいました！
日本語の奥ゆかしさを感じますね^^

お祝いの言葉は繰り返し使わない

ビジネス関連の相手だけに限りませんが「謹賀新年」と書いたのに、「謹んで新年のお慶びを申し上げます」と続けてしまうのは、お祝いの言葉を繰り返し書いていることになるので気を付けましょう。

「謹賀新年」の後には、昨年度の感謝の気持ち、そして来年の抱負などを続けましょう。

ビジネス関連の年賀状～宛名の書き方

会社の上司や取引先などビジネス上で付き合いのあるお相手様に年賀状を送る際に気を付けたいのが、宛名書きです。
会社名や部署名・役職名はもちろんですが、

名前の漢字などの文字はくれぐれも間違えないようにしないといけません。

「齋藤」や「齊藤」、「山崎」や「山﨑」

「萩原」や「荻原」、「菊池」や「菊地」、

「太郎」や「太朗」など…

念には念を入れて文字チェックです！

年賀状の裏面は印刷でも、宛名は縦書き・手書きで書くようにしましょう。

ビジネス関連の年賀状～「去る」、「離れる」などの忌み言葉は使わない

ビジネス関連に限らず年賀状では、使うのを避ける文字や漢字があります。

「去る」「終わる」「切れる」「絶つ」「散る」などの忌み言葉です。

どれもイメージが良くないですよね。^^;

仕事上の関係ありなしに関わらず年賀状にこれらの漢字を使うのはやめましょう。

「去年」ではなく、「昨年」または「旧年」とします。

年賀状文例集

ビジネス関連の年賀状のデザインも以前と比べると、オシャレなものが多くなってきましたが、無難でシンプルなモノが多いのも確かです。

社交辞令のような年賀状にならないためにも、手書きの一言は必ず添えるようにしましょう。(^^)

年賀状を書く時には、句読点は入れません。

どうしても使いたい場合は、句読点ではなくスペースを空けて書くとバランスが取れます。

ビジネス関連の人に送る時に気を付けたいのが、届いた年賀状は相手の家族も見るのでどんなに仲の良い先輩や上司でも気の緩みすぎない文章にすることです。

沢山の人の目に触れる可能性があることを忘れないようにして,規則性のある文例もきちんと記載しておきましょう。

年賀状のメッセージ～友達や親戚はもちろん上司宛や感動エピソードまで！

ビジネス文例集

年賀状のフチなし印刷とは?仕上がりはフチありとどう違う?

年賀状一言集（ビジネス編）

相手が例えビジネス関連の相手だったとしても印刷された年賀状と一言だけでも手書きの文章が入ったモノとでは印象が全然違います。

ビジネス一言集

参考元：Yahoo知恵袋・教えてgoo！年賀状印刷サイトなど。

＜会社の取引先への一言＞
会社の取引先へ送る一言には日頃の感謝と今後の厚誼を願う気持ちを添える例が多く見られました。

＜会社の上司への一言＞

年賀状ネット注文サイト（ビジネス編）

ビジネス関係の年賀状を作成できるおすすめの年賀状印刷サイトを紹介します。

挨拶状ドットコム

名刺などの挨拶状印刷専門サイトの挨拶状ドットコムでは、企業向け、ショップ向けのビジネス用年賀状デザインが約400種類から選べます。

会社やお店のロゴを挿入することもでき、サイト内には、サンプル文例一覧もあります。

ネットスクウェア

ネットスクウェアはビジネス向けの分類がされてあり、シンプルなものやカラー・デザインまで好きに選べますよ。

絵柄によっては賀詞も自由に変えられるので職業や立場別に年賀状を作成できます。

早期割引がとてもお得な印刷会社なので、お得に作れるのも魅力。

ふみいろ年賀状

ふみいろ年賀状では、法人向けの年賀状機能がパワーアップしています。

• 14業種別デザイン
• 差出人入力欄が法人・企業仕様
• ロゴマーク配置機能
• 領収書をマイページから無料発行

ビジネス用の年賀状を作成したい人には嬉しいサービス追加ですね^^

おたより本舗

おたより本舗は、75種類のビジネス年賀状デザインを選ぶことができます。

写真入りのデザインも選ぶことができます。

しまうまプリント

しまうまプリントにもビジネス用年賀状デザインがあります。

宛名印刷・投函代行無料、送料無料で、カラーや写真枚数を選べるデザインもあります。

年賀家族

年賀家族のビジネス用年賀状デザインは39点。

文字の編集、ロゴ入れ機能もできます。

ひと味違ったおしゃれなビジネス用年賀状を作成したい人におすすめです。

まとめ～ビジネス関連の年賀状

ビジネス関連の人への年賀状で、最後にもう一度見直したいのが誤字・脱字です。

投函する前には必ず,もう一度文字は正しいか再チェックをするようにしましょう。

会社の上司や取引先の方に書いた年賀状は、1月1日に届くように送るのもマナーです。

12月15日～12月25日の投函期間内に出せば、元旦に届くので忘れないようにしましょう。

新年の最初の挨拶となる年賀状、マナーをしっかり抑えて新しい1年を気持ちよく迎えたいですね。^_^