「あまおう」と「博多あまおう」の違いとは？　人気の理由と由来

あまおうはイチゴの代表的な品種です。

しっかりと甘さが感じられるあまおうは「いちごの王様」と呼ばれています。

あまおうには「博多あまおう」とシンプルな「あまおう」と2つ記載されているときがありますよね。

今回はこの2つの違いについて深堀りしています。

あまおうと博多あまおうの違いとは？

あまおう　違い
通販でいちごの取り寄せを調べていると、「博多あまおう」という品種をみかけませんか?

普通のあまおうとの違いが気になりますが、実はまったく同じ品種なんです。

博多あまおうは福岡のJAグループが販売するときに付けた名称です。

そもそもあまおうとは、どのような品種なのでしょうか。

鮮やかな赤色が特徴のあまおうは福岡県で栽培されます。

他のいちごよりも大粒で、食べ応えがあり贈答用としても人気が高いです。

「あまおう」は、福岡県で開発され、2005年に品種登録されました。

「あ」…甘い
「ま」…丸い
「お」…大きい
「う」…うまい

つまり、「あまおう」は「甘くて、丸くて、大きくて、うまい」いちごであることを表現した名前なのです。

面白いですね＾＾

また、福岡県のいちごとして全国に広め、今では日本を代表する高級いちごの一つとして、多くの人に親しまれています。

福岡県では、「あまおう」を県内でのみ生産できるようにしました。

これは、福岡県の農家が安定して収益を得られるようにし、他の地域との競争力を高めるためです。

あまおうの品質を維持するため、生産地を福岡県内に限定し、ブランド化しようと考えたのです。

福岡のJAグループが「あまおう」を品種登録し、福岡県とJA全農ふくれんは、

「あまおう」の苗の生産・販売に関する契約を結び、福岡県内のJAを通じてのみ苗を供給できるようにしています。

これにより、福岡県の農家だけが「あまおう」を栽培できる仕組みとなり、ブランドの管理が徹底されているのです。

他のいちごとあまおうの比較表です。