PPCを行う上で覚えた方が良い用語集
●Yahoo!プロモーション
下で説明する PPC というサービスを利用する為の媒体です。
●PPC
ペイ・パー・クリックの略で、
Yahoo!などの検索エンジンにお金を払うことで、
自分が作ったサイトに呼び込む為の広告文を、
Yahoo!の検索結果の上の方に表示してくれるシステムです。
費用は自分の広告文がクリックされるごとに発生するシステムで、
もし全くクリックされない場合は費用が掛からないのも PPC の特徴です。
●出稿
Yahoo!プロモーションで新しく広告を出すことを指します。
●広告審査
Yahoo!プロモーションでは、
私達が出稿する全ての広告を自動で掲載してくれるわけではなく、
Yahoo!プロモーションで決められたジャンルや
基準を満たした広告のみを掲載してくれます。
そして、その広告を掲載して良いかを
判断するまでの一連の流れを広告審査といいます。
例えば、出会い系やアダルト系のコンテンツ・競馬や
パチンコなどのギャンブル系などの案件は出稿できない決まりになっているので、
それらの案件をPPCで出稿しようとしても
Yahoo!プロモーションの広告審査に落ちてしまいますし、
最悪の場合は Yahoo!プロモーションのアカウントが停止してしまうので、
やらないようにして下さい。
その他、細かい注意事項もあるので、
以下のリンクの先にある
「広告掲載基準」という項目をクリックして、
詳細を確認しておいて下さい。
●ウォッチリスト
ここをクリックすると選択した
キャンペーンや広告グループの旗マークが黄色に変わり、
自分が今このキャンペーンや広告グループを注目しているという目印になります。
●キャンペーン名
自分がキャンペーンを作成した時に付けた名前が反映されています。
●配信設定
基本的に最初は全て「オン」になっているかと思いますが、
ここをクリックすると「オフ」に変わり、
そのキャンペーンや広告グループの広告配信を停止することができます。
一度オフにしてしまっても、
もう一度そこをクリックすれば、すぐ「オン」に切り替えられます。
●配信状況
通常通り広告が配信されている場合は、
ここには何も表示されませんが、
何らかの異常があって、
そのキャンペーンの広告が配信できてない場合には、
この欄で知らせてくれます。
●インプレッション数
自分が作成したキーワードで、
広告が何回表示されたかをカウントしたものです。
ここでは、実際に自分の広告がクリックされたかどうかは関係しません。
●クリック数
インプレッション数で、自分の広告が何回表示されたがわかりますが、
この項目では、その中で実際に自分の広告が何回クリックされたかがわります。
ですので、インプレッションの数値がいくら大きくても、
このクリック数が 0 ならば、自分の広告をクリックした人はいないと言えます。
●クリック率
この数値は、広告が表示された人の中で、
実際に自分の広告をクリックしてくれた人の割合を示すもので、
インプレッション数とクリック数をもとに算出されます。
例えばインプレッションが100回で、
クリック数が 1 回だった場合、
クリック率が 1%になり、
この欄に 0.01 と表示されます。
●平均掲載順位
他にも同じキーワードで広告を出してしる人がいる中、
自分の広告が何位辺りにいることが多いか、
その平均を出した項目です。
この数値が 1 に近くなる程、
自分の広告が上位に表示されていることになります。
●合計コスト
文字通りですが、実際にかかった広告費のことを指します。
●平均 CPC
自分の広告が 1 クリックあたり何円で
クリックされたかの平均がのっている項目です。
●入札単価
1 クリックあたりに何円まで払えるかを決める項目です。
この項目で決めた単価は下で説明している、
スマートフォン入札価格調整率(%)を変更しない限り、
パソコンとスマートフォンどちらにも同じ価格で入札されることになります。
●スマートフォン入札価格調整率(%)
PC とスマートフォンで入札単価を変える時に使うものです。
この項目には、
引き上げ率
引き下げ率
の2つの選択肢が存在し、
スマートフォンを使って検索してきた人に対して
入札単価を上げる場合は引き上げ率を選択し、
逆に、スマートフォンに配信したくない場合などは
引き下げ率を選択し、
そのうえで、どの程度の割合にするかパーセンテージを打ち込みます。
●優先デバイス
広告を作成するときに選択できる項目で、
これにチェックをいれるとパソコンよりも
スマートフォンに重点を置いて広告が配信されます。
※この項目については、
チェックを入れたからといって入札単価が上がるわけではありません。
●品質インデックス
出稿したキーワードと作成したサイトの内容の関連度を数値化したもので、
その関連度によって 1~10 の評価を受けます。
この数値は高いほど良く、10 が付いていたら最高の評価で
1 が付いていたら最低の評価を受けているということになります。
例)極端な話、ダイエット関連のキーワードで集客しているのに、
サイトの内容が旅行に関するものだったら、
キーワードと関連性が全くないので、
品質インデックスで 1 という評価を受ける可能性が高いということです。
※その他、広告文に対する反応が良いか(=クリックされているか)も評価の対象として重要です。
ちなみに、この品質インデックスが1の場合と10の場合では、
全く同じ入札単価で出稿していたとしても、10 の方が上位に表示されるので、
この項目は意外と重要な指標になります。
広告の掲載順位については、
入札単価と品質インデックスの掛け算により決まります。
例えば、
Aさん⇒入札単価が 20 円で品質インデックスが 10 (20×10=200)
Bさん⇒入札単価が 30 円で品質インデックスが 5 (30×5=150)
だった場合、B さんの方が入札単価に関しては高いですが、
総合的には A さんの方が評価が高いので上位にくるということです。
●除外キーワード(対象外キーワード)
特定のキーワードを含めて検索してきた人に対してだけ、
自分の広告を表示させたくない時に使う機能です。