2020年9月号_プレミアム通信
こんばんは!
琉球スタイルの仲座です。
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今回のテーマは、
ios14のアップデートの脅威
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について、お伝えしていこうと思います!
アップルは、2020年の6月に
ios14のアップデート発表を行いました。
その内容が、Web広告業界に
激震を走らせたのですが、あなたはご存知でしょうか?
「もち、知っているよ!」
という方は、さすがです!
何が激震だったかと言うと
プライバシーの新機能の発表でした。
簡単に言ってしまうと、
GooglやFacebookなどの広告業界に
ユーザーのデータは渡さない!!
と言った内容になっています。
アップルは、アイフォンなどの
端末を販売して売上を上げている会社なので、
GooglやFacebookのように広告で売上を上げている会社ではありません。
なので、
この新機能の導入に踏み切っています。
Facebookは、ios14の新機能が導入されると
各ターゲティングの精度が低下し広告の売上が、
50%減る可能性があると危機感を持っているほどです。
では、僕たちアフィリエイターにとって
このアップデートでどのような影響が出るのか?
■ASP成果の減少
今までもアップルのアップデートに対し
各ASPは、無理やりサードパーティーを
ファーストパーティーに変え成果の計測を行ってきました。
これが、ITP対応というものです。
しかし、
今回のアップデートでは、
その方法が使えなくなります。
そうなると、Cookieを保有できるのが、
1日に短縮されてしまいます。
アフィリエイトリンクをユーザーにクリックしてもらっても
2日目以降にユーザーが申し込んだ成果が取れないという事です。
案件によっても差が出ると思いますが、
うちの運用案件の平均で2日目以降に成果になる割合が
10%~25%あるので、このぐらいの影響は出ると思われます。
ただし、ASPの計測では追えないですが、
広告主には、しっかり成果として反映されます。
なので、
今のうちにASPに成果漏れが発生したかどうかを
月末などにしっかり調べてもらうようにすり合わせをしといてください。
この事を意識していないと、
アフィリエイターが損をするだけになります。
■広告媒体のターゲティング精度の低下
1番わかりやすく大きく影響を受けるのが
リターゲティングになります。
YahooでもGoogleでもどの広告媒体でも
iosからのマークを溜めれる日数が減るからです。
先日、Yahooさんのios14の対応セミナーにも
参加もしましたが、有効な対応はなくお手上げ状態でした。
リターゲティングをメインにアフィリエイトを
行っている方は、多少なりとも影響を覚悟する必要があります。
また、
Facebookでもリタゲの影響はもちろんですが、
類似ターゲティングでの影響も出ます。
■自動入札に影響
計測可能CV数の減少がおきるので、
自動入札の影響も出てくる事が予想できます。
最近は、各広告媒体、
・CV数の最大化
・目標CPA配信
などの自動入札機能の精度を上げていましたが影響を受けると思います。
他にも細かい所での影響はありますが、
まずは、ここまで把握していれば大丈夫です。
すでに一部の端末では、
ios14のアップデートは起こっています。
これからアフィリエイトの環境は、
どんどん厳しくなっていくと思われます。
ただし、
アフィリエイト市場が無くなる事ではないので
このような厳しい状況でもしっかりとついていける
アフィリエイターが今後の勝ち組になるという事です。
あきらめずに頑張っていきましょう!
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