2018年11月号_プレミアム通信
お世話になります。
琉球スタイルの仲座です。
このメルマガは、琉球の酒場プレミアムに
参加頂いている方に限定で配信しています。
今回のテーマは、
機械学習&自動入札について、
~~~~~~~~~~~~~
お伝えしていこうと思います!
広告業界では、2年前あたりから本格的に機械学習や自動入札機能を
実装したり強化する広告媒体が増えてきました。
僕もこの新しい自動化機能が出るたびに
テストを繰り返してきました。
ただ、正直・・・
使っても費用対効果が悪くなる案件の方が多く
まだまだ本気で使えるようになるのは先かなと思っていました。
しかし、
年々その精度は向上しており
Google・Yahoo・Facebook・LOGLYにおいては
自動化機能を活用した方が費用対効果が高くなっています。
そこで、今回は各広告媒体の機械学習&自動入札を
うまく使い売上や費用対効果を上げるポイントをお伝えします!
★Google
Googleは、広告設定において2018年は、
AIによる自動化技術を推奨すると宣言していました。
実際、Googleの持つ膨大なビックデータを使い
その精度は確実に年々上がっています。
検索広告については、月間で100件以上のCVが
あるキャンペーンなら自動入札機能を試してみる価値があります。
弊社でもいくつかの案件が
現在、自動入札設定になっており費用対効果が合っています。
注意点としては、
・自動入札が安定するまでに2~4週間程度の機械学習時間が必要
・機械学習中は、大幅な赤字になる事もよくある
・100%うまくいく事はない。弊社ですと70%前後の確率
・広告表示オプションを可能な限り使い高いCTRを維持している必要がある
・日々予算を目標CPAの10倍以上がおすすめ
などになります。
特にこれからGDNに本格的に取り組む予定の方は、
この自動入札機能を使いこなせないと厳しい時代になりそうです。
手動によるプレースメントでは最終的にAIに勝てないからです。
★Yahoo
Yahooは、基本的にGoogleからある程度の技術提供を受けています。
Yahooオリジナルのアルゴリズムや
機能もありますが基本的には、Googleと似た自動化技術になります。
2018年11月現在ですと
検索広告については自動化技術はかなり精度は上がっています。
テストしてみる価値は十分にあります。
注意点としては、Googoleとほぼ同じで
・Googoleよりも検索ボリュームが少ないのでデータが溜まるまで時間がかかる
・機械学習中は、Yahooの方が大幅な赤字になる事もよくある
・100%うまくいく事はない。弊社ですと60%前後の確率
・広告表示オプションを可能な限り使い高いCTRを維持している必要がある
・日々予算を目標CPAの10倍以上がおすすめ
などになります。
また、YDNに関しては正直まだあまりおすすめはしません。
もちろんうまくいく事もあると思いますが
もう少し技術が進歩してからでも遅くはないと思っています。
また、10月ぐらいに大幅なアルゴリズムの変更をYDNは行っています。
直近でYDNのインプレッションが落ちたという方は
このアルゴリズムの変更の影響を受けている確率が高いです。
もしインプレッションが落ちてしまったという方は
とにかくCTRを上げる対策を行ってください。
これで元に戻ります!
★Facebook
Facebookは、ご存知の方も多いと思いますが、
現在ある広告媒体の中で1番ユーザーターゲティングの精度が高いです。
名前・住所・職場環境・生活環境などの
データが豊富にある為です。
その中で絶対に使ってほしい機能が類似オーディエンスです。
専用のピクセルタグを広告主LPや誘導ページなどにセットし
データを溜めて広告配信していく手法になります。
弊社も来年は、Facebookをかなり強化していく予定で
現在、類似オーディエンスをフル活用する為に色々準備しています。
Facebookに関しては、今後面白いデータなどが
溜まりましたら会員様に共有していきます!
★LOGLY
レコメンドウィジェット型広告の中で
弊社が1番多く気に入っている媒体になります。
LOGLYは、
・CPA・MCV(誘導単価)にて配信先毎の自動入札機能が優秀
・最低出稿CPCが決まっていないのでCTRが良ければ安く出稿できる
・管理画面やタグ設定が簡単
などの特徴があります。
GoogleやFacebookに比べると機械学習機能は、
劣りますが、単純に目標CPAに合わせて配信先毎に
入札単価を自動入札していく機能はとても便利です!
しかも、しっかりとしたクリエイティブが作れていれば
かなり安いCPCでの配信も可能で収益化しやすいです。
よく色々な広告媒体が高性能や自社オリジナルなどと
謳った自動化技術がありますが正直、GoogleやFacebookに比べれば劣ります。
そんな中で単純にCPAを1番の指標として入札バランスを
自動化していくLOGLYの機能は優秀だと思います。
注意点としては、
・出だしでCVが発生しないとどんどん縮小するので可能なら他媒体で実績あるLPや案件が望ましい
・管理画面では最初から効果の悪い配信先を除外出来ない
・最初の3日~7日は赤字になりやすい
などになります。
自動化技術は、まだまだ発展途上なので
今後もより使える媒体や使える機能は増えてきます。
なんでもそうですが、情報が出回っていない
ノウハウは大きな先行者利益を生む事があります。
ぜひ、自分が使っている媒体で
気になる自動化機能があれば積極的にテストしてみてください!
引き続きプレミアム会員の方には、
月に1回おすすめ情報をピックアップしてお届けします。
それでは、またメールします!